2016年6月8日水曜日

引っ越し雑記2

 荷造りの方法を少し書いておこう。最近では引っ越しに関して優れたサイトがたくさんあるので、自分の経験を書き散らしておく。

 言うまでもなく、自分の荷物について一番よく知っているのは自分である。
 だから、荷物の箱詰めや梱包作業は、引っ越し当日までに自分の手でやっておく。
 ダンボールごとに、引っ越し後すぐ使うもの、すぐには使わないものにわけ、さらに必要ならカテゴリごとに分ける。たとえば食器、食糧、服、本、といった感じだ。
 これを厳密にやらないと、あとでどこに何を入れたかわからなくなり、並んだツボを調べる勇者のごとくダンボールを一つ一つ確認するはめにおちいる。
 ダンボールに荷物を放り込んだなら、ちゃんとダンボールになにが入っているかマジックで大書する。自分のためでもあるし、業者さんのためでもある。
 食器や精密機器、と書かれていたら、さすがに日雇いの派遣労働者の作業員でもちゃんと丁寧に扱ってくれるからだ。
 なお、実際に引っ越しの現場に日雇いの派遣労働者として入った経験から言わせてもらうと、引っ越し業者はさほど荷物を大事にしない。
 これは仕事がいいかげんというより、引越し屋さんは一日に4、5軒の家をまわっていちいち荷運びをするから、集中力が続かないのだ。
 あ、いい忘れたが、梱包に必要なダンボールやガムテープは、前日に業者から宅急便で送られてくる。
 ダンボールに入らない大きな荷物は基本的に、当日に来る業者さんに任せる。
 洗濯機や冷蔵庫、机や大型の棚などは、彼らが好きに梱包して持っていく。仮にこちらに梱包の心得があったとしても、ヘタにしないほうがよい。業者には業者ごとの包み方やトラックへの積み方があり、かえって迷惑だからだ。
 ただし、机や棚の中身を抜いておくことは忘れないこと。冷蔵庫なら中の水も抜く必要がある。エアコンや冷蔵庫の液漏れを、引っ越し屋さんは大変嫌う。
 もし必要だと思うなら、棚や引き出しに養生テープ(ガムテープに似ているが、すぐにはがせる)を貼って、開かないように固定しておいてもよい。

(以後次の記事に続く)
 

0 件のコメント:

コメントを投稿