最近食レポばかり書いていて、めずらしくもなんともなくなってしまったのだが、今回はめずらしく衝動買いした食べ物を一つ。
加古川かつめしは、B級グルメの一つである。
加古川は兵庫県の街で、日本標準時のおかげで有名な明石市と、姫路城しかない街である姫路市の間にある。
で、なんで衝動買いしたかというと、小さい頃に加古川市に住んでいたからだ。
見た目はまあ、普通のソースカツどんだ。
10年ほど前、B級グルメが流行ったとき、加古川市もバスに乗り遅れるなとばかりにアピールをし始めた。
駅前でさえ田舎である加古川市を、売り出したかったのだろうな。
なお、俺の小さい頃は、そんな料理を全く聞いたことがなく、B級グルメが流行りだした当時でさえ、無名に等しかった。
地元民でも「そんなのあるの?」的な反応だった。
それがこの間の夜、関東の片田舎のローソンに陳列されているのを見て、「ああ、多少は有名になったのだな」と感慨深くなったのだ。
▲甘めのドミグラスソースがたっぷりかかっている
さっそくいただく。
(・・・俺氏味わい中――)
味は、B級グルメ以外考えられない味だ。
駄菓子のビックカツを本物の肉に変えて、厚さを増したって感じのトンカツである。ソースが良くも悪くも駄菓子のそれなのだ。
ごはんはまあ、コンビニなので普通。キャベツはコンビニのわりにおいしかった。
結論を言うなら、まずくはない。好きな人は好きな味だろう、俺は好きだ。
だが、ものすごくおいしい食べ物というわけでもない。
この駄菓子ソースこそが加古川かつめしと普通のソースカツどんをわける個性なのに、そのソースがすごくおいしいシロモノではないからだ。
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