クローゼットの整理をしていたら、ポケカの昔のデッキが発掘された。
どんなデッキなのか紹介したい。
・時期:1998年ごろ(ポケモン金銀が発売される前の時期)
・タイプ:ほぼ水単デッキ
●モンスターカード
この時期の水デッキはエネ加速ができる「カメックス」が普通だったが、俺はカメックスを1枚しか持っていなかった。
ので、このデッキでは少ないエネルギーでダメージが出せるポケモンで戦っていくのがメインとなる。
エネルギー1枚で20ダメージを与えられる技を持つポケモンは強いカードで、そのためのヒトデマン。
同様に、エネルギー2枚で30ダメージを出せるたねポケモンも強かった。
少し前、20年もたって再版された《なみのりピカチュウ》のオリジナル。当時はコロコロコミックのおまけだった。
●トレーナーカード
このデッキは2軍なので、ドローソースのマサキは2枚、オーキド博士にいたっては1枚しか入っていない。本来は4枚ずつ投入する。
同じく2軍(カードの数が足りない)という理由で、相手をベンチから引きずり出す《突風》も1枚だけ。
由緒正しい《ポケモン入れ替え》。黎明期から登場し、現在でも使われ続けるカードの一つ。
今から見れば、凶悪な性能を持つ《エネルギーリムーブ》。
このカードのおかげで、当時の環境はエネルギーをポケモンにためにくい。
ので、今紹介しているような軽歩兵的なデッキが、(少なくとも子ども環境では)成立した。
本来、このデッキには《プラスパワー》が2~3枚入っていたはずなのだが、なぜか1枚しか入っていない。
《カスミのヒトデマン》に《プラスパワー》をつけて殴るのが強かった。
というか、相手に後続のポケモンがいないと、それだけで試合が終わった。
●その他
当時は「スタジアムカード」がなかったので、入れていない。
また、エネルギーの枚数は18枚である。
スターターデッキの説明書かなんかでは20枚入れるようおススメされていたが、これは明らかに多く、子ども環境であっても18枚がデフォルトだった。
●どこで遊んでいたか?
今みたいにカードショップというものがなかったので、団地とか公園のベンチで広げて遊んでいた。
当時は、デッキケースはおろかカードをスリーブに入れるという発想がなかった。
デッキを裸のまま輪ゴムに止めて、ポケットに入れて持ち歩いていた。
▲状態がいいと、15000円近い売り値がつく初期リザードン。これも昔は輪ゴムの餌食になっていた
そのため、この時期のカードは美品が少なく、高値で取引される傾向がある。
それで、遅ればせながら、20年以上たってスリーブを入れることにした。
0 件のコメント:
コメントを投稿