2020年10月15日木曜日

🌓ポケカ 黎明期はどんなデッキだったか?


クローゼットの整理をしていたら、ポケカの昔のデッキが発掘された。


どんなデッキなのか紹介したい。




・時期:1998年ごろ(ポケモン金銀が発売される前の時期)

・タイプ:ほぼ水単デッキ




●モンスターカード


この時期の水デッキはエネ加速ができる「カメックス」が普通だったが、俺はカメックスを1枚しか持っていなかった。


ので、このデッキでは少ないエネルギーでダメージが出せるポケモンで戦っていくのがメインとなる。




エネルギー1枚で20ダメージを与えられる技を持つポケモンは強いカードで、そのためのヒトデマン。






同様に、エネルギー2枚で30ダメージを出せるたねポケモンも強かった。


少し前、20年もたって再版された《なみのりピカチュウ》のオリジナル。当時はコロコロコミックのおまけだった。




●トレーナーカード


このデッキは2軍なので、ドローソースのマサキは2枚、オーキド博士にいたっては1枚しか入っていない。本来は4枚ずつ投入する。




同じく2軍(カードの数が足りない)という理由で、相手をベンチから引きずり出す《突風》も1枚だけ。





由緒正しい《ポケモン入れ替え》。黎明期から登場し、現在でも使われ続けるカードの一つ。






今から見れば、凶悪な性能を持つ《エネルギーリムーブ》。


このカードのおかげで、当時の環境はエネルギーをポケモンにためにくい。


ので、今紹介しているような軽歩兵的なデッキが、(少なくとも子ども環境では)成立した。




本来、このデッキには《プラスパワー》が2~3枚入っていたはずなのだが、なぜか1枚しか入っていない。


《カスミのヒトデマン》に《プラスパワー》をつけて殴るのが強かった。


というか、相手に後続のポケモンがいないと、それだけで試合が終わった




●その他


当時は「スタジアムカード」がなかったので、入れていない。





また、エネルギーの枚数は18枚である。

スターターデッキの説明書かなんかでは20枚入れるようおススメされていたが、これは明らかに多く、子ども環境であっても18枚がデフォルトだった。




●どこで遊んでいたか?


今みたいにカードショップというものがなかったので、団地とか公園のベンチで広げて遊んでいた。


当時は、デッキケースはおろかカードをスリーブに入れるという発想がなかった。


デッキを裸のまま輪ゴムに止めて、ポケットに入れて持ち歩いていた。



▲状態がいいと、15000円近い売り値がつく初期リザードン。これも昔は輪ゴムの餌食になっていた


そのため、この時期のカードは美品が少なく、高値で取引される傾向がある。




それで、遅ればせながら、20年以上たってスリーブを入れることにした。

将来、もっと価値があがるかもしれないしな!

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