子どものころ、「プランA」のAエンドをこなしたことで、満足していた。
真のエンドであるSエンドの存在を、知らなかったからだ。
速攻勝利の繰り返しでたどりつく「プランA」の、更なる速攻の結果。
それが、「Sエンド」だ。
★おもな敵の配置
①攻撃機S×2 攻撃機A×2 戦闘機A×4 イージス艦×2 対空ミサイルS×1 自走砲S×2 ロケット砲S×1
②大型空母×1
③イージス艦×3 大型空母×1
④小型空母×1
⑤イージス艦×2
⑥自走砲S×1 ロケット砲S×3 ロケット砲×1 駆逐戦車S×2 戦車A×3 歩兵×2
ただ、どのマップでもそうだが、最初の敵の猛攻さえしのぎきってしまえば、勝てる。
そのため、如何に敵の攻撃をくじくかが、大事になってくる。
★攻略にぜひほしいユニット
潜水艦×2(イージス艦×2でも可)
攻撃機AかS×4
対空戦車×3
対空ミサイル×1
大型空母×1
(全部Sレベルが望ましい)
※17日以内の速攻勝利を目指すなら、
傭兵爆撃機と傭兵フリゲートを×1ずつ
輸送機×1 輸送トラック×2 歩兵系ユニット×2
の首都破壊&ダイレクトアタックセットを用意する。
自分の首都と生産地帯が、海で分断されたいまいましい配置をしているのが、特徴のマップ。
部隊編成にもよるが、この中で自分の首都近郊に居座られて一番困るのが、大型空母だろう。
そのため、大型空母を速やかに撃破して、航空機への損害を防がなければならない。
1.
攻撃機Sを含む敵の航空部隊を、首都間近で壊滅させる
2.
東側の大型空母1隻を、攻撃機もしくはイージス艦で撃沈する
3.
イージス艦を潜水艦2隻で防ぐ
4.
西側の大小の空母を沈める
5.
敵首都の南から、東回りで接近してきたイージス艦を叩く
6.
北上する敵部隊のうち、対空ミサイルS、自走砲S、ロケット砲Sを優先して叩く
1.攻撃機Sを含む敵の航空部隊を、首都間近で壊滅させる
幸い、敵には戦闘機Sが不在だ。
しかもあいかわらず、対空戦車に攻撃をしかけてくることが多い。
なので、最初の制空権争いは、簡単にすむはずだ。
2日目(画像は3日目のターン開始時)には、①の航空部隊と⑤の戦車隊がここまで接近する。
倒す順序は、攻撃機S → 攻撃機A → 戦闘機A
また、1日目に配置しておいた自軍潜水艦2隻を西進させ、大型空母は攻撃機AかSを2機載せて東進させておく。
潜水艦は③④の艦隊を、攻撃機は②の大型空母を狙う。
2.東側の大型空母1隻を、攻撃機もしくはイージス艦で撃沈する
幸いにして、②と③の大型空母が、同時に首都近海に到達するわけではない。
②の大型空母のほうが1日早く、こちらの生産できる空港を射程内におさめる位置に近づく。
ZOCを最大で利用できる挟み撃ちする。HP1とか2を残して逃げられても良しとしよう。
あとで沈めればいい。
3.イージス艦を潜水艦2隻で防ぐ
③の艦隊は、Sレベルのイージス艦が2隻以上投入できるのなら、イージス艦で対応できる。
イージス艦 → 空母 の順に沈めて差し上げろ。
ない場合は、潜水艦で対処する。
ZOCを利用した壁になってもらって、進撃を防ごう。魚雷は後続(③④)の空母を沈めるため、最低一発ずつはとっておきたい。
4.西側の大小の空母を沈める
③大型空母と④の小型空母が近づいてくるので、潜水艦と、追加で配置した攻撃機AかSで沈める
幸い、一隻は小型。そんなに困らないだろう。
5.敵首都の南から、東回りで接近してきたイージス艦を叩く
5日目以降に、敵首都南に配置されていたイージス艦×2が東側から接近してくる。
②の大型空母を攻撃した攻撃機で、ダメージを与えておく。
また、もしも③のイージス艦が残っているようなら、ここでたたいておく
とにかくHPを減らし、自軍の大型空母が沈められない程度に弱らせておこう。
6.対空ミサイルS、自走砲S、ロケット砲Sを優先して叩く
⑤の部隊のうち、駆逐戦車と戦車Aは、2日目には自分の首都対岸近くに到着する。
手持ちにSレベルの戦車Aか傭兵戦車がいれば、対岸の工場に配置して粘れるが、無理そうなら放置しておいてもかまわない。
ただ、戦車の後続の対空ミサイルSと自走砲Sはきわめてうっとうしいので、早めに叩いておく。攻撃機Sがあれば便利だ。
この2つを対処すれば、あとはこれといった脅威はなくなる。
真エンドを目指して急ごう。目標は、17日以内のクリアだ。
★クリアまで
こちらに余裕ができたら、すぐに拠点破壊系のユニットを配置する。だいたい7日目か8日目だ。
配置したこちらの爆撃機や傭兵フリゲートは、東から南下するのが敵首都への近道となる。
17日というタイムリミットは意外に短い。
相手さんは収入がたくさんあるので、最後の最後まで粘ってくる。
対空ミサイルを作って防空に努め、毎日に対潜ヘリを配備してはこちらの潜水艦Sを狙ってくる。
こちらも執拗に破壊し、撃ち落とし、攻撃機Aで無数の敵部隊に道を切り開いていく。
目指すは、敵首都だ。
いつもの首都ダイレクトアタックセットで、敵の首都に降下する。
・・・
・・・・・・
・・・・・・(俺氏占領作業見守り中)
勝った! ゲームボーイウォーズ3 完!
最終ターンは16日で、けっこうギリギリであった。
部隊は、最初の航空攻撃を防ぐ、使い捨て前提の対空戦車2部隊以外は、全滅していない。
無事、Sエンド勲章をもらって――
エンディングが始まる。
他の人から見たら、ゲームボーイカラーらしい、素朴な一枚絵に思うだろう。
だけど、モノクロのBエンドやAエンドしか見たことない者にとって、カラー絵がとても感慨深く思える。
このゲーム、じつは世間様の評価は高くない。
名作だった『ゲームボーイウォーズ2』に比べて、ゲームバランスが不安定で、敵AIも練りこみ不足の感がいなめないからだ。
それでも、自分にとっては、もっとも遊んだゲームボーイカラーのソフトであり、思い出の作品である。
★傭兵を使用した感想
・かゆい所に手が届く強さ
・妖怪1足りない、をねじ伏せる強さ
が、まず感じた強さだ。
特殊歩兵にしても、傭兵対空戦車にしても、相手のHPを残さず殺しきり、そして自分はHPを1か2残して生き残る。
だが、なんといっても、傭兵爆撃機、傭兵フリゲートのチートに近い能力だろう。
敵のZOC(ユニットとユニットにはさまれた地形には侵入できない)を無視して侵入し、首都に爆弾を見舞う傭兵爆撃機。
あるいは、戦闘ヘリより早い移動速度で海上を疾走し、かなり遠くから対都市ミサイルを放つ傭兵フリゲート。
まさにチートユニットであり、リアルマネーを請求するだけの強さはある。
とくに、プランAの速攻クリアは、傭兵の力を借りないと厳しい難易度になっている。
つまり傭兵は、最後のハトのカラー絵を見るための存在ってわけだな!
ユニットとしての傭兵の感想はこんな感じだが、もう一つ書いておきたいのは、「きっかけ」となったことだ。
今回、久方ぶりにこのゲームをやることになったのは「そういえば傭兵使ったことなかったな」だった。
古いゲームに目を向けさせ、新たな発見をさせる。
それが、「傭兵」だった。
★余談
・なぜ「首都」にした?
敵味方の拠点として、マップごとに首都があるんだけど、ゲームデザイン的に「司令部」にしたほうがよかったと思う。
プレイヤーは部隊を率いて各地を転戦しているようなので、首都がいくつもあったら不自然だからだ。
各マップは「司令部」にして、エンディングマップのみ「首都」にする。
・戦闘機Sってもてあまさない?
戦闘機Sは、ノー全滅クリアには絶対に必要なユニットで、4部隊は準備することをお勧めされるけど、結構もてあますと思う。
なぜなら、地上部隊への攻撃ができないからだ。
序盤は活躍してくれたけど、後半は手持無沙汰で空港や空母で待機しているってこと、結構あると思う。
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