2016年8月9日火曜日

ポケモン Go to get the seafood

 前回、水ポケモンを捕まえ損ねた私。

 私は考えた。自分は、時期尚早だったのではないかと。
 そもそも初代ポケモンにおいて、コイキングを除けば水タイプは早々手に入らない。
 自分はトレーナーレベル4にすぎず、まだまだひよっ子だ。

 初代で言うならトキワシティに着いた頃だろう。
 つまり分相応に、初めてのダンジョンである「トキワの森」に出るポケモンを狙わなければならない。

 トキワの森に出てくるポケモンとは果たしてなんだろうか? キャタピー? ビートル? トランセル? どれも正解だが、私が求めるのは虫さんではない。虫は高校生のとき、アメンボを飼って以来卒業している。

 私が欲しいのは、これだ!!

  

 トキワの森において出現率2%(3%?)。このピカチュウをゲットせずして、トキワの森を通り過ぎることはまかりならない!

 とゆうわけで私は、現代のトキワの森であるヨヨギの森へとやってきた。

  

 さあ、ピカチュウげんきでちゅう!!

 思えばピカチュウは、私の初代パーティにおいて、エースを勤めていた時期があった。
 まだピカチュウがアイドル性を獲得する前、コナンのみつひこの声で「ピカピカ~」と鳴かず電子音で「ギャラン」と鳴っていた時代のことだ。

 本当にたまたまピカチュウと遭遇し、「でんきショック」を覚えさせ、野生のポッポを狩って育て上げたものだ。
 その後お決まりのコースで、コイル→レアコイル→サンダーと、かみなりタイプ枠の座は変化したものの、確かに彼は、自分のポケモン人生において、記念碑的な立ち位置にいる。

 今こそ再び彼を見つけ、過去の自分の足跡をたどり、そしてピカチュウとともに自分探しの旅に出るのだ!

 歩いて数歩、さっそくポケモン出現の振動が来る。さすが代々木公園。東京の公園のお兄さん。親父トレーナーも夢中になるわけだ。
 私とて、いきなりピカチュウに会えるとは思っていない。キャタピーか? ビートルか? キャタピーはまだつかまえていないからWelcomeだ。

   

 なん・・・ だと・・・

 森の中に金魚がいる!? 

 とまどいつつもゲットする私。近くに川も湖もないのに、なぜ水ポケモンが?
 私は冷静かつ知的と言う自己判断をくだしているので、立ち止まって考える。よし、わかった!

 近所の夜店から逃げ出してきたな!? 夏休みだもんな。

 気を取り直してピカチュウ探し続行だ。いざ――

   

 ピカチュウを・・・

   

 探す――

   

 なんなんだこの森は? どうなっているのだ? ここだけファフロツキーズが起こっているとでもいうのか!?

 いやね、水ポケモンは確かに欲しかったよ。しかし、今日はピカチュウの気分なのだ。これはナンセンスだ。

 その後も虫ポケモンやどこにでもいるポッポは出てくるものの、電気ネズミの姿は見えない。

 そうこうしているうちに森の外に出てしまう。しまった! 早く方向転換を――
 そのとき私の左肩に激痛が走った。

 ※ ※ ※

 実は、茨城で行なわれている音楽イベントにスタッフとして参加した帰りだったのだが、肩には重さ12キロほどの、お泊りセットが入ったボストンバックをさげていた。
 あまりにもポケモンに夢中になりすぎて、肩の疲労に気づかず、とうとうノックアウトされてしまったのだった・・・

 今日の教訓は、こうゆうタイプの事故もあるから、ポケモンGOで遊ぶ時は気をつけようねって話だ。

 ちなみに本日の収穫は、水ポケモン4匹の他、サンド、ビートル、タマタマ、パラス、ミニリュウ、カビゴン

 ポケモンGOにおいては、ミニリュウとカビゴンはありふれてはいないものの超めずらしいポケモンでもない。なので、記事は割愛する(まあ、見つけたときめっちゃテンション上がったけど)。

 ――しかし、マジで肩があがらん・・・

 家のロフトの数少ない活用法として、ぶら下がって懸垂するのが日課なのに、2~3日は無理そうだ・・・

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