2016年8月4日木曜日

カエルをかえす話し

 WARNING!!!

 今回はグロ画像ありです! 爬虫類両棲類が嫌いな方、見ないことをおススメします!!



 ※ ※ ※



 今日はサタデーナイトイブなので、記事を二つ更新する。

 前回、水ポケモンを捕まえ損ねた私。
 失意と足にできたマメを引きずりつつ、考えた。

 俺は本当に、水ポケモンを求めていたのかと。

 なるほど、確かに草ポケモンの弱点を補うために水ポケモンを欲するのは、理論的には正しい。
 しかし、ならば別に地面タイプのポケモンでもいいのではないか? ネット上ではディグダの捕獲情報が挙がっているし、自分もイシツブテを見かけたことがある。
 俺はポケモンにとらわれて、大切なことを見落としていたのではないか?
 そう、自分はポケモンが欲しいわけではない。水辺の生き物とふれあいたいのだ。

 とゆうわけで、こいつを採取してきた。

 見たことないかもしれないが、ゾウの精子だ。

 ウソです。

 わかりにくいかもしれないが、オタマジャクシだ。
 今回はコイツを育てたいと思う。
 人間やっぱり、ゲームばかりせずに、本物とふれあわなくては。
 時代はアナログなのだ!



 育て始めて三日。思うところは一つ。
――つまんねえ・・・

 いやね、こいつ動かないんですよ。隠れ場所にと敷きつめた落ち葉の下からずっと。
 毎朝、「今日は後ろ足が生えたかな?」「そろそろ前足が生え始めてもいいな」と確認する楽しみはあるのだが、やっぱり、泳ぎ回っている様子とか、エサをかじっている姿とか、見たいわけじゃないですか。

 エサのパンくずを上げても食べず、じっとして、気がつけば前足も生えて、あとは上陸を待つばかり。

 ここまでくると、しっぽの栄養を吸収して育ちきってしまうので、世話をする楽しみがない。
 ちなみに、オタマジャクシは後ろ足から「ぴょん」と出て、前足が同じく出て、しっぽがある程度残った状態で上陸する。そしてしっぽが体内に吸収されたら、カエルとしての活動を開始する。

 とってきてから一週間。衣料品のたな卸しのバイトでちょっと二日ほど目を放した隙に、あっという間にカエルになりやがった。
 画像はこちら。


 ゴメンゴメン。これ違うカエルだった。本当はこっち。


 大きさは小指のつめ先ほど。かわいいと思う人にはかわいいだろう。私もちょっと心を動かされかけた。
 オタマジャクシがカエルになったら、飼い続けてもいいが、原則として元いた場所に逃がしてやろう。
 エサの確保が大変だからだ。

 あなたが蛍光灯と白い布を駆使して羽虫をおびき寄せるトラップを作製し、コンスタントにエサを供給できるなら飼い続けてもいいが、一般人にそこまではなかなかむずかしい。

 小さいころの私のように毎夜自販機に繰り出し、集まっている虫をスポイトで捕獲する手もあるが、二十歳を超えたこの年にやっては小銭泥棒と間違えられる可能性がある。

 それに、とくにジャンプするカエルは、跳ねたときにケージに鼻をぶつけて鼻血をだすという惨めな事故につながりかねない。

 大きなアクアリウムを用意できないようなら、元いた場所(あるいは元いた水系)にかえしてやろう。

 ※ ※ ※

 ところで、引き続き水ポケモンの捜索は続けるつもりだ。

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