2016年7月15日金曜日

初めてのD&D 

 さて、ジョゾくんのその後である。
 猫の亜人たるミアキスのジョゾくんは、晴れて人間になることができました。
 どうゆうことかというと、先日参加したTRPGのオープン定例会にて、ソードワールド2.0のGM(ゲームマスター)の人が休みだったので、私は急遽『ダンジョンズ&ドラゴンズ』、通称D&Dに参加することにしたのだ。
 D&Dは、世界で最初のロールプレイングゲームであり、他のロールプレイングゲームの原点となり、最も広くプレイされた作品である。
とウィキペディア先生に書いてあった。
 つまり私は、D&Dに関しては無知である。
 とにかくキャラクターを作成する。まずは自分のキャラの名前、種族、職業を選択する。
 私は今日はジョゾくんになりきる予定だったので、名前をジョゾに即決する。そして初心者ということで種族はオーソドックスな人間に、職業は弓による後方支援で操作がラクそうだったレンジャーを選んだ。「レンジャー!!」ってかっこよさそうだし。
 覚えるべき技能、装備すべき武器と防具、持つべきアイテム、みんな手とり足とり教えてもらい、気がつけば高攻撃力虚弱体質の、ガチガチの遠距離射撃要員が完成した。データはこんな感じ。
LV5 
HP44
AC21 頑健16 反応20 意思16 イニシアチブ7 移動力6
武器:グレートボウ+2 防具:デスカット・アーマー+1 脚部:アクロバットブーツ
主なパワー(術技):ツイン・ストライク エクスクルーシエイティング・ショット
 プレイするシナリオは「赤い手は滅びのしるし」と呼ばれるもので、これはルールブック3.5バージョンのときのシナリオだそうだ。
 例によってこれも続き物のセッションのため、ジョゾくんは途中参加のメンバーになる。
 あらすじを聞くと、「魔女の森をさまよいつつ砦に財宝を探しに行くついでにゴブリンを倒しに行く」だそうだ。どうしてこうなった?
 ちなみにパーティは9人。ジョゾ以外全員白兵戦担当という旧帝国陸軍みたいな編成になっている。
 D&Dはボードゲームの色彩が強いTRPGで、電源ゲームで言うならファイアーエムブレムやスパロボに近い。
 サイコロの出目でパーティと敵クリーチャーの順番を決め、行動していく。
 マップは正方形のマスで構成されていて、移動力6なら6マス移動できる。近接武器なら斜めを含めた一マス先を、遠距離武器ならその武器の性能に応じた離れたマスを、攻撃可能だ。
 道中、マンティコアやでかい犬にのったゴブリン、ミノタウロス(あだ名牛タン)と遭遇したり血祭りにあげたりした。
 D&Dで面食らったのは、長さの単位がフィートなのだ。
 例えば砦の壁の高さは15フィートとか、40フィート下りた先にあった地下室には・・・ といった感じだ。
 1フィートは0.3048mだから、15フィートだと15×0.3048でええっと・・・
 って、計算してられるかい!
 もう一つ面食らったのは、やたら使うサイコロの種類が多いことだ。
 主に使うのは20面ダイスと12面ダイス。他に8面ダイス、4面ダイスを少々。オーソドックスな6面ダイスはめったに使わない(とゆうか使わない)。ある意味ゲームシステムがひねくれている。
 さて、D&Dがダンジョン&ドラゴンの略であることは先にのべた。
 ダンジョンは、宝のある砦と言う形であった。
 しかしまだ、ドラゴンがいない。
 ドラゴンはセッション終盤に出てきた。
 ゴブリンが人間の町へ侵攻すべく占領していた橋の上で、すっかり飼いならされているらしく「日光浴」をしていた。
 我々が橋を落とそうと突撃すると、ドラゴンも飛び立った。
(記事が長くなるので次に続く)

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