2016年7月23日土曜日

不思議な話 その3

 昨日の話しである。
 
 今日も引き続きそうなのだが、新潟の苗場というところで深夜の駐車場の番をしている。
 
 そこで不思議な光を見た。
 
 そのとき、自分は南の方向をむいていたのだが、西から南に光が斜めに横切った。
 隣にいた同僚と「流れ星だ」と盛り上がったものの、どうも様子が変だった。
 明るすぎるのだ。
 バイクのライトのような明るさで、ここまで明るい流れ星は、ないとは言わないもののかなり珍しい。
 その光が、落下するミサイルのような動きで、山の向こうに消えた。
 1時間後、もう一度似た光を見た。
 今度はほぼ真東の方角で、すぐ目の前を三国街道と、なんとゆうか知らない山が連なっている。
 その山のすぐ上、おそらく数十メートル程の位置に、2つの光がとんでいた。
 大きな光が一つに、小さな光が一つ。平行に並んでいる。
 飛行機には見えない。飛行機なら胴体、両翼、垂直尾翼、合計4つかそれ以上の光が灯っているはずだし、それに飛行機にしてはもっさりと飛んでいた。失速速度を無視したようなスピードだった。
 
 突如目の前で、その光が消えた。
 
 レーダーのなかった頃の軍用機が、敵に発見されて急いでライトを消したような動きだった。
 目をこらしたものの、機体らしきものはまったく見えない。ヘリコプターと見間違えたのかとも思ったが、夜間飛行中に航空灯を消す理由がわからないし、何よりエンジン音が全くしなかった。
 時刻は夜中の2時45分ごろで、風は南西及び南東から1~2メートルほど。空は月がおぼろ月になる程度の晴れ。
 
 ※ ※ ※
 
 今日もまた、同じ場所での勤務なので、東の空に目を懲らしている。

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