2016年7月7日木曜日

雑学列記

 みんな知ってるか? 今日は「たなばた」という日らしい。

 なんでもこと座のベガとワシ座のアルタイルに住んでいるおり姫とひこ星というやつが、年に一度会ってにゃんにゃんするそうだ。

 しかも16光年離れている二つの星をたった1年で行き来できるらしい超技術を持っているのに、二人が出会えるか出会えないかは「地球のある地域で雨が降っているか降っていないかにかかっている」のだそうだ。

 しかも地球の人間はこれを記念してどこからか竹を切ってきて、それに願い事を結びつける迷信を年中行事で実行している。地方によってはそれを海に流すそうだ(そして海を汚さないために、あとでスタッフが回収する)。

 もともとこと座のベガはお裁縫とお蚕さんを祭る星だそうで、ベガはアラビア語で「ハゲワシ」。どんだけキャラを重ねるつもりだ!

 ちなみにワシ座のアルタイルの別名は「牽牛星(けんぎゅうせい)」で、この名は中国の故事が元になっている。

 なお、ゲームの「爆ボンバーマン64」では、大ボスの名がアルタイルなのだが、部下三人の誰よりも弱い。蹴った爆弾で気絶させて場外に投げて殺せる。

 ベガの名前がつく飛行機に「ロッキード・ベガ」というのがある。初めて飛行機で大西洋を横断した女性アメリア・イアハートの愛機になったことで有名。イアハートは映画の「ナイト・ミュージアム2」に博物館の偉人として出ている。

 ちなみに昔、缶コーヒーのおまけでロッキード・ベガがついてきたことがある。なくしてしまったことが悔やまれる。

 最後に、7月7日は「眠り流し」といって、夏の労働の疲れを流す日でもあるそうだ。青森の「ねぶた祭り」も、この習慣からきているらしい。

 夏の疲れを流すって、まだ夏始まったばかりやろうが! 旧暦で考えても8月7日頃だから、暑さ真っ盛りだ。流した次の日にはまた疲れがたまりそう。

 とゆうわけで、明日は選挙会場の設営のアルバイトに行って大いに疲れをためてまいります。

 以上、雑学のコーナーでした。

1 件のコメント:

  1. 七夕でこちらも一つ小話を。

    織り姫とひこ星を一年に一回しか会えない悲劇のカップルと世間はいうが、二人は神族に近い立場。
    それなら地球誕生の長い月日、いや、ユーラシア大陸が出来た時代から1年毎に会っており、その半分以上が雨で会えなかったとしよう。
    それでも二人が会っている数は、人間のカップルが生まれた時から付き合っているとして死ぬまでを100歳と仮定し、そのカップルが毎日、会ったとしても、人間如きがおーよばないのだ。
    そう考えると、この二人の方が矮小な人間よと哀れんでいるのかもしれない

    という小話を十何年前に爆笑問題の太田さんが話しておりました。

    その時、私はこの人は天才なのかもなと思った、思い出も、今は懐かしい。

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