;●検査まで
ある日トイレに行ったら、血が出ていることに気がついた。
便が出るより真っ先に、べちゃべちゃした血が出る。後に続く便もゆるい。
ネットでいろいろ調べて、痔ではなく肛門に近い腸から出血と自己診断。
「肛門科ではなく、消化器内科に行くべきだな」
さっそく近くの内科へ。
俺「症状は朝、粘液混じりの血が出たあと、ゆるい便が続きます。出血は2週間前から、トイレットペーパーをあてたとき、500円玉ぐらいの大きさで血がにじみます。痛みはまったくありません」
院長「内視鏡検査しないとダメだね」
やっぱり。
院長「明日の昼にするね。あとで前日と当日朝の準備の説明受けてね」
俺「今日検査受けれないのですか?」
院長「無理」
俺「今日受けるつもりで、食事抜いてきたのに」
院長「早いよw」
それで、前日〜当日朝の準備はこんな感じ。
前日夜:下剤を飲む
当日朝:水に溶かした下剤を2リットル飲む
目標は10回トイレに行く
→2回の下剤で腸を空にするってわけだ。
言うまでもなく2リットルの下剤が強敵で、検査を受ける3時間前までに、飲み干さなきゃならない。
味は「下剤をがんばってポカリ味にしたよ! だから飲めるでしょ!」な感じで、もちろん制限時間内には飲みきれなかった。
●検査
それで、検査になる。細いケーブルがつながった棒がかけてある変な機械と、モニターがある。
ベッドで横になった。
看護婦「検査中、お好きな音楽流しますよ」
なんじゃそりゃw
俺「いや、大丈夫っす」
看護婦「いえ、流す方針ですので」
はぁ。
俺「じゃあ、米津玄師で」
なので検査中はずっと、米津さんの歌が流れていたぜ。
ちょうど「感電」が流れているときに、お尻にカメラの挿入が始まる(本当の話である)。
カメラが腸内の空気を「押す」ので、腹がキュルキュル痛くなる。
俺「痛いんですけど」
院長「よっぽど痛い場合以外は我慢して」
俺「だいぶ痛いんですけど」
院長「この辺(盲腸)はきれいな色をしているよ」
ありがとうよ、クソ。
院長「腫れている部分の細胞取るからね。これは痛くないよ。すぐに検査結果教えるからね」
●検査終了後
診察室で、撮った写真で説明が行なわれる。
院長「腫れてるのは、腸の下の方だけだね。
この辺の血管は浮き出てるでしょ、これが正常。
肛門に近い部分が、全周で腫れているね。
潰瘍性大腸炎だね」
潰瘍性大腸炎。
今(2020年)の首相がかかっていることでも話題なあれか!
生を受けて30年とちょい。
ついに、時代の流行にのることができたぜ!
って、喜べるかぁぁぁ!!!
院長「大きな病院の紹介状書くから、明日すぐに行ってね」
とゆうわけで今日は、潰瘍性大腸炎にかかりましたよって話。
俺も今年からの会社の健康診断で、
返信削除バリウムとか、検便とかしないといけないから、
そろそろ持病というのか、
何か出そうで怖いというかタイムリーな話題。
しかし、入院はあるみたいだから、
お大事に。