2020年9月2日水曜日

日記:潰瘍性大腸炎と診断された

;●検査まで

ある日トイレに行ったら、血が出ていることに気がついた。

便が出るより真っ先に、べちゃべちゃした血が出る。後に続く便もゆるい。

ネットでいろいろ調べて、痔ではなく肛門に近い腸から出血と自己診断。

「肛門科ではなく、消化器内科に行くべきだな」

さっそく近くの内科へ。

「症状は朝、粘液混じりの血が出たあと、ゆるい便が続きます。出血は2週間前から、トイレットペーパーをあてたとき、500円玉ぐらいの大きさで血がにじみます。痛みはまったくありません」

院長「内視鏡検査しないとダメだね」


やっぱり。


院長「明日の昼にするね。あとで前日と当日朝の準備の説明受けてね」

「今日検査受けれないのですか?」

院長「無理」

「今日受けるつもりで、食事抜いてきたのに」

院長「早いよw」


それで、前日〜当日朝の準備はこんな感じ。


前日夜:下剤を飲む

当日朝:水に溶かした下剤を2リットル飲む

    目標は10回トイレに行く


→2回の下剤で腸を空にするってわけだ。


言うまでもなく2リットルの下剤が強敵で、検査を受ける3時間前までに、飲み干さなきゃならない。

味は「下剤をがんばってポカリ味にしたよ! だから飲めるでしょ!」な感じで、もちろん制限時間内には飲みきれなかった。



●検査

それで、検査になる。細いケーブルがつながった棒がかけてある変な機械と、モニターがある。

ベッドで横になった。


看護婦「検査中、お好きな音楽流しますよ」

なんじゃそりゃw

「いや、大丈夫っす」

看護婦「いえ、流す方針ですので」

はぁ。

「じゃあ、米津玄師で」


なので検査中はずっと、米津さんの歌が流れていたぜ。


ちょうど「感電」が流れているときに、お尻にカメラの挿入が始まる(本当の話である)。


カメラが腸内の空気を「押す」ので、腹がキュルキュル痛くなる。


「痛いんですけど」

院長「よっぽど痛い場合以外は我慢して」

「だいぶ痛いんですけど」

院長「この辺(盲腸)はきれいな色をしているよ」

ありがとうよ、クソ。

院長「腫れている部分の細胞取るからね。これは痛くないよ。すぐに検査結果教えるからね」


●検査終了後


診察室で、撮った写真で説明が行なわれる。


院長「腫れてるのは、腸の下の方だけだね。

この辺の血管は浮き出てるでしょ、これが正常。

肛門に近い部分が、全周で腫れているね。

潰瘍性大腸炎だね」


潰瘍性大腸炎。


今(2020年)の首相がかかっていることでも話題なあれか!


生を受けて30年とちょい。


ついに、時代の流行にのることができたぜ!


って、喜べるかぁぁぁ!!!


院長「大きな病院の紹介状書くから、明日すぐに行ってね」


とゆうわけで今日は、潰瘍性大腸炎にかかりましたよって話。








1 件のコメント:

  1. 俺も今年からの会社の健康診断で、
    バリウムとか、検便とかしないといけないから、
    そろそろ持病というのか、
    何か出そうで怖いというかタイムリーな話題。

    しかし、入院はあるみたいだから、
    お大事に。


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