パスタを箸で食わすことで有名な「洋麺屋 五右衛門」。
気になったままで行けずじまいだったのだけど、ついに行ってきた。
頼んだのは、
「鰯三昧(アンチョビと煮干しのバターオリーブオイル風味)」
似たパスタを他で見たことがない一品だ。
初めて頼むメニューにしては、少々冒険気味ではあるが――
パスタに先立ってスープが出てくるのだが、これがなんとお吸い物。どんな料理にもあいそうな味をしている。
そして、数分後にパスタ。
▲1100円(税込み)
見た目は、和風パスタで、のり、オオバがまんべんなくふりかけられていて、中央にアンチョビが2尾、ちょんとのっている。
アンチョビの下にいる白いのは釜揚げしらすだな。あと、まぶされた小さい点々はゴマだ。
箸にとってみる。
まず海苔の匂いが来て、そのあとにひかえめにオオバの香りがする。
食べてみる。
――あ、手間がかかっているおいしいパスタだ。
見た目に反して、味は王道の和風パスタ。上品だ。
名前にある「アンチョビ」も「煮干し」も「バターオリーブオイル」も主張しすぎておらず、よくまとまっている。
もともと期間限定メニューところ、レギュラーに格上げになった一品だそうだけど、たしかに納得の味だ。
ただ、個人的には、もう少しだけ、鰯臭さがあっても良かったかなと思う。
「三昧(ざんまい)」と我々が聞くと普通、そのことばかりがおこると思うはずだ。
つまり料理なら、その味が口いっぱいに広がると期待する。
個人的に鰯成分が足りなかったとは、言っておく。
とは言っても、決してまずくはなかった。久しぶりに魚介系でおいしいパスタを食べた。
次は、タコのペペロンチーノですかね。
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