2020年9月21日月曜日

積んでたプラモを組み立てる――八九式戦車(ファインモールド1:35スケール)

戦車というものが発明されて、戦争で役立ちそうだとわかったとき、いろんな国で開発が始まった。


日本でもいっちょ戦車を開発することになり、試作品を得て、量産化にこぎつけた。


それが、今回組んだ八九式戦車だ。ガルパンでバレー部が使っていたので、有名になったな。


キットは、マニアックな日本の戦車や乗り物やたくさん模型化しているファインモールド製だ。




パーツ構成としては、多くもなく少なくもなくといった感じか。

まあ、別売りで超細かく動くキャタピラを買ったから、これで苦戦する予定なのだがな。




キット自体は、オーソドックスなもので、車体本体はすぐに組み上がる。



車輪は、小さいものをたくさんつけて重量を分散させるタイプ。車輪は板バネによって支持されている。



八九式の特色である車体後部の「ソリ」。大きな段差乗り越えるときに、車体がひっくり返らないようにする。



マフラー覆いは、金属製のパーツで再現されている。




ここで、別売りのキャタピラを取り付ける。戦車のキャタピラで定評がある、モデルカステン製だ。

一枚一枚をプラスチックで組んでいくのだ。





パーツ数は、全部でざっと320ぐらいか。




説明書によれば、片側につき80コほど連結させる(実はこれだと多い。後述)

キャタピラは、足回りに巻きつけて固定する。




砲塔と砲身を組む。砲身も別売りの金属製のものに替えている。




車体に車輪をつける




砲塔を取り付ける。次は塗装に移る。






車体には、茶、緑、カーキの三色迷彩が施されていて、その上から黄色いウニョウニョの線を描く。




あとは、キャタピラを巻きつけてデカールを貼る。




キャタピラをつけると、たわみがひどかった。


実車だと起動輪を前後に動かして調節するのだけど、これはプラモ。


キャタピラを一枚、デザインナイフで取り除く羽目になった。



アクシデントはあったが、無事完成。







八九式名物尾ゾリ。戦場でありがちな段差を乗り越えるとき、ひっくり返らないようにつっかえる。なお実際は、便利な荷物置き場と化した模様。




どことなくフランスのルノー戦車に似ている。参考にしたからな。



黄色い帯が描かれているのは、なんでも遠目から見たとき、進行方向をわかりにくくする効果があったそう。ほんまかいな。


なお、のちには描かれなくなったから、おそらくさして効果がなかったのだろう。



●外で撮影してきた



このぐらいの段差があると、尾ゾリの出番となる。もっともまともな操縦士なら迂回を選ぶだろうが。






デカールは、西住戦車長のをつけている。彼は実在の人物であり、ガルパンの西住みほの元ネタだな。












昔の戦車なので、主砲が短い。当時の人も短いと思ったみたいで、子ども向けのイラストだと長めに描かれている。









主砲の反対側にある機関銃を正面にむける。



この位置に機関銃をつけたのは日本とソ連の戦車だけで、それも、現代では廃れている。


以上



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