たび重なるもろもろで、すっかり疲弊した俺氏。
癒されるべく、天然温泉に行くことにした。
しかも、秘湯と呼ばれているところだ。
夏油(げとう)温泉(元湯夏油)は、北上市街地から車で40分のところにある。旅館を兼ねていて、上の写真の横に並んでいる家屋がそうなのだが、今日は日帰りだ。
いや、それにしても車で40分だってなめてかかったら、運転がきつかった・・・ 雨後にのたうつミミズみたいな山道だったぜ。
さて、風呂は全部で7つ。うち、5つが露天風呂だ。一番奥にある大湯が、もっとも大きい。
さあ、入るぞ・・・
熱くてお湯につかれなかった・・・
大湯の温度は47度。なに? レトルトカレーでも湯煎するつもり? 人間の平熱はな、35度前後なんだよ! ←平熱が低い人
これは、源泉をそのまま使っているおかげだ。
それに他の風呂は、40度ぐらいの適温だったりする。
露天風呂は全て、夏油川沿いにあって、どこも川の音を聞きながらの入浴となる。
内部の撮影はできなかったのだけど、言葉で説明するとロッジみたいな屋根つきで、大きな一枚岩を組み合わせて作ったような湯ぶねがある。ちょうど土曜午後のローカル番組で、中堅どころの女優がつかってそうな感じだ。椅子はみんな丸太ね。
広さはそれほどでもなく、一番大きな大湯でも十二畳ほどだ。まさに山間の隠れた秘湯って感じだな。
小さいものだと、人二人が入れるぐらいの広さだ。なので、露店で体を洗うことはお勧めしない。泡が湯ぶねに入るし、そもそもシャワーがない。
建物内にも風呂があるので、そこを利用する。内部はホテルの共有風呂って感じで、シャンプーリンスボディソープの備え付けがある。
※ ※ ※
夏油温泉は、北上江釣子ICから車で40分ほど。県道122号をひたすら上る、山とダム湖の道だ。
最後の20分ほどの山道は、奈良と和歌山の県境みたいに過酷なので、運転に自信のない人はJR北上駅からの送迎を利用しよう。
以上
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