2018年8月11日土曜日

山の日なので筑波山に行ってきた

さて、8月11日、世間では山の日である。ちょうどその日の前後に、東北から関東に帰れそうだった。
 
なので仕事の合間に自主的に作った休憩時間で、手ごろな山について調べた。住み処から日帰りで行け、あまりしんどくなく、ブログ映えしそうな山。
 
女体山という文字が見えた。
 
ほほう、女体、とな。女体はもちろん好物だ。

 



とゆうわけで、やってきました茨城県つくば市! なんだこの、レトロというよりシュルレアリスムっぽいアトラクションたちは!?

興味はあるが、女体の方が先決だ。



そして山頂に続くケーブルカーも無視だ。山を自分の足で歩かないやつは惰弱だ。
 
ところで、私は山登りが、どちらかといえば嫌いである。だってしんどいじゃん。
 
それでも山に登るのは、ひとえに体力維持に努め、健康で文化的な最低限度の生活を営もうという深淵なる計画のためである。
 

 
さあ、登るぞ・・・

 (山嫌い登山中)
 

 (山嫌い登山中)
 


しめ縄がある。神域だ・・・

だいたい歩き始めて30分ほどだ。
 
 
 
で、弁慶七戻り。岩が墜ちてくるかもとびびって七回戻ったらしい。標高650メートル地点。
 
 
このあたりにくると山の影に入り始めて、いまいましい西日が当たらなくなってくる。ゆるゆると進む。
 
 
 
高天原(たかまがはら)、なんて御大層な名前がついている割れ目。
 

 
女体までもう少し。
 
 

 
「出船入船」。この岩の隙間から、船を眺めたらしい。
大きさ比較のためリュックを看板横に置いている。
 
 
この山、太古の昔から山岳信仰の対象になってきたそうだけど、もしかしてその時代のアミューズメントパーク的なものだったのではないだろうか。変わった形の石があるよ! 的な。当時は夢の国もUSJもなかったし、石に賽銭で宗教的なご利益もあるわけだし。
 

 

 

 

 
イヌとエンカウント。
ちなみに、今回登っているつつじが丘駐車場からのコース、道がよく整備されている。外国人アニキやアネキ、幼児もいる。

 
そして…

 
はい、到着。登り始めて一時間ちょい。

 
頂上から見下ろす。あの赤い屋根のところから登ってきた。
 
山登りは嫌いと行っても、やはりこういう景色はいいものだ。

なんていうか、高いところから下々を見下ろす悦楽っていうか・・・
 

まあ、霧でよく見えないんですけど。
 

 本殿
 

 
ちなみに山の斜面を利用して、みかんが栽培されており、アゲハチョウがたくさんいる。童心に帰ってとらえたくなった。
 

 一等三角点
 
 
え、女体はどこだって? そんなリアルの女体があるわけないじゃないですか、やだなもう。
 
 
さあ、山頂についた。だがまだ終わっていない。
 
女いるところに男あり。およそ地球上のだいたいの生物、両性そろって初めて繁殖できる。
 
というわけで、隣にある男体山(なんたいさん)を目指します。
 

 
女体と男体をつなぐところにある茶屋。太古の昔、この山では「歌垣」が行われ、男女の性行為がおおっぴらに許されたそうだ。
 

 
カタクリの花。手持ちのスマホカメラ、近距離撮影がダメなのよ。
 

 
男体山と、そのふもとにある売店たち。名物「ガマの油」とかが売っている。
 

 男体山近くから
 

 
さあ、登るぞ(本日二回目)
 


 
到着はあっという間だ。10分かからない。
 
狭いスペースに本殿とお守り売り場が詰め込まれている。特に景色もよくない
 

 
道中の景色の方がまだ見ごたえがある。

 
男体山から女体山。ちなみに、女体山の方が若干背が高い。

なお、男と女、2つ合わせて筑波山という。
 
 
よし、飯にしよう!
 

 男体山登山口すぐ横、日陰のある食事処
 

 
名物つくばうどん。雑煮にうどんを突っ込んだみたいな食べ物。
 
ちなみに値段は千円。どこのお店でも千円。ちょっと高いね、キミ・・・
 

 
まあ、うまかったのですけど
 
 
さて、飯も終わったので帰る。こいつのお世話になることにした。
 
 
え? 健康で文化的な最低限度の生活を営もうという深淵なる計画はどうしたって? 俺は過去の自分と同じ道を歩くことはない
 


それでは諸君、さらばだー!

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