2018年8月13日月曜日

ポケモンカード体験会ーー20年ぶりのポケカ



八月の盆休みの真っただ中、私は夜に、秋葉原にへと向かった。




 
そう。夜に、である。秋葉原の店の中には、夜遅くまで営業しているところもあるが、少なくない店が20時には閉まってしまう。それなのに、いったいどんな用があるというのか?
 
答えは、「ポケモンカード」、略してポケカだ。
 





最近(2018年7月13日)に発売されたスタートデッキの評判は、遊戯王プレイヤーの耳にも届いている。とゆうか、遊戯王のデッキを紹介する個人動画で、このデッキが紹介されていた。
 
これはもう、久しぶりにやってみるしかないではないか!
 
とゆうわけで、初心者体験会に参加したのだった。場所は秋葉原駅前のラジオ会館だ。
 
店の兄ちゃんに受付をすませる。
 
「ポケモンカードやったことありますか?」
「20年ほど前に少しだけ・・・」
「ああ、そのころとルールほとんど変わっていませんよ」

時間になるまで待つ。今のところ参加者は俺一人だ。このまま誰も来なければ、あのにいちゃん(同い年ぐらい)が、相手になるだろう。

思えば小学生の頃、ポケモンと並んで「ポケカ」も、人気だった。初代遊戯王カードが発売される直前の時期で、カードゲームは「ポケモン」一強だった。
 
当時は、まだカードの裏面が青色で、ポケモンも151種類しかいなかった。ピカチュウ人気もそれほどあったわけではない。

人気カードはもちろん、御三家の進化系であるフシギバナ、リザードン、カメックスで、ミュウツーはまだ発売されていなかった。はずれはキャタピーで、俺は20枚ほど持っていた。
 
そんなことを考えながら、開始時間の19時になる。
 
どうやら、俺の他にもう一人、参加者が来たようだ。
 
ふふふ、ポケカでは20年のブランクがあるとはいえ、カードゲームを(そんなに)かかしたことはない。
 
遊戯王、MTG、ヴァイスシュヴァルツ、ラクエンロジックで培った腕と知力を、見せてやろう!
 
 
 
なんかリアル5歳児が来たんだけど…
 
 

いくつか行なわれている体験会の中で、わざわざ遅い時間のものを選んだのには、ちゃんと理由がある。「対戦相手に子どもを避ける」意図があったのだ。
 
まあいい。
  
獅子は、ウサギを狩るにも死力を尽くすという。

貴様が迷い込んだのが、セルゲームであることを思い知らせてやろう!
 
 
初期手札に種ポケモンがいない…
 

だが幸い、種ポケモンがいない場合はマリガンができる。見るがいい、この俺のディスティニードローを!

 



なんだこのナマコは!? どっから現れた?!(ポケモンのレパートリーが金銀で止まっている人)
  
 

ここで、ポケカの基本的なルールを。
 
20年に発売した当初と、ルールはほとんど変わっていない。ポケモンを出し、6匹倒したら勝ち。

だが、カードのインフレはすさまじいものを感じる。
 

 
かつて、「マサキ」と呼ばれる無条件2枚ドローの強欲な壺がいて、これが小学生環境であっても4積みだったのだが、今ではこのハウ君が、かわりをになっている。
 
まさかの3枚ドローである。
 
 
そしてモンスターも強い。
 

 「GXポケモン」は、強い代わりに倒されたら二体分扱いである
 
 
HP190、三枚エネルギーで160ダメージとか、かつてでは考えられない性能だ。 
 
公式戦では(性能でもリアルサイズでも大きすぎて)使えないコロコロコミックおまけの「ファイヤー・サンダー・フリーザー」でさえ、HP120であった。
 
 


あ、ちなみにどっちも500円のスタートデッキを使っている。相手がライチュウで、俺がラプラス。
 
 


 
現在ポケカの裏面。もちろんかつての裏面のほうが好き。
 
 
デュエル序盤、ナマコが攻撃を3連続で外す(コイントスに失敗した)という失態を犯したものの――
 

 
種ポケモンサーチ&特殊召喚のカードを使い、ラプラスを前線に投入。ラプラスは種ポケモン扱いなんだよな・・・

あとは相手のエモンガとか、俺の知らない電気ポケモンとかを順調に処理し、見事完封勝ちをした。
 
 
やった、やったぞ、これで俺のプライドという平和は守られたのだ! ←精神年齢5歳相当
 
 
リアルに指摘しておくと、相手はプレミをした。俺がラプラスを出した時点で、ピカチュウを温存してライチュウの進化にかけるべきだったのだ。

このマサラ人の相棒を早々と前線に投入したのは、たぶんアニメでの主役だったからだろう。
 
で、参加賞はこちら。



エネルギーのデザインは、かつてとほぼ変わってないな。

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