2017年9月16日土曜日

俺氏 三沢航空科学博物館を満喫

先のシルバーウィークに、三沢航空科学博物館に行ってきた。
 



 
本当は関東に帰って、厳しい東北の冬を乗り切るためのヒーターを持ってこようと思っていたのに、東京行きのバスが満席で果せなかった。
 
だから腹いせに、南ではなく北の青森まで行ってきたわけだ。


 
外観

三沢航空科学博物館は、科学ゾーンと航空ゾーンに分かれていて、遠くから来る人はだいたい航空ゾーン目当てだ。俺もその一人だな。
 
入り口で入場券を買って、中に入る。早速、赤い飛行機が見える。

ミス・ビードル号

昔々、飛行機の性能がしょぼかった1931年、初めて太平洋無着陸横断に成功した飛行機だな。実物は失われているので、展示物はレプリカだけど、1/1サイズなので迫力はある。

こんな感じで、館内は限られた空間に、大小の飛行機が収納されている。

館内

展示しきれない分は、外の広場に並べられている。外の機体は、一部中に操縦席に乗ることが可能だ。
 
内外あわせて16機ほど。飛行機好きなら、丸一日楽しめる。
 
さて、いつもなら、ここで、飛行機の写真と名前をポチポチ貼り付けていくんだけど、これだけじゃあまり意味がないよな。
 
 
 
興味のない人からしたらOH-6とか言われても「へぇ〜」で終わっちゃうし、詳しい人からしたら「知ってるよ」でしかない。
 
だから、写真はアップするとして、その機を紹介する短文ものせる。

ステップが撮影の邪魔
OH-6D
小型偵察ヘリ。有名なコブラやアパッチと組んで行動すること多し。敵を発見して味方に知らせることが仕事だが、電子機器をほとんど積んでいないためアパッチの方が先に敵を発見する。つまり旧式機。陸自では現役。
 
 
 

マイナーなプロペラ機
LR-1
民間用のビジネス機を軍用にしてみましたの巻。安定の三菱製。ちなみに仕事は偵察。有人の普通のプロペラ機を偵察に使わないでほしい。 
 
 
 

看板が撮影の邪魔
T-33A
元々は、ジェット機が実用化された頃に開発された戦闘機。朝鮮戦争で、ドイツの技術をパクって作られたソ連機にボコボコにされた。でも性能が低い=操縦しやすいで、ジェット機初心者に大好評。練習用として世界中に売れた。
 
 
 

あだ名 三菱鉛筆
F-1
初めて超音速で飛んだ国産機を、攻撃機にしてみたの巻。軍用機としての性能は微妙だったが、立派に勤め上げた。平和万歳。現在は高性能(で高価格)のF-2に交代している。
 
 


米軍からの借り物(しかし野ざらし)
F-16
アメリカ製のジェット機の中で、たぶん一番かっこいいもの。それまでごく一部をのぞいて、変だったりもっさりしてたりやたら細かったりしていた米軍機だったが、この飛行機はどこからかさらってきたみたいにかっこいい。あまりにもかっこいい(つまり空力的に優れている)ので、世界中で売れた。
 
 

※ ※ ※
 
博物館へのアクセスは、

・三陸沿岸に住んでいる人なら国道45号線を車で北に走らせ、途中で338号に入る。しばらく走ると案内表示が出るはずなので、それに従う(カーナビ使ったほうが確実)。
 
・新幹線が利用できる人は、八戸まで行って、そこから「青い森鉄道」に乗り換え、三沢駅で降りる。駅からはバスもしくはレンタカーを使う。7キロ歩ける根性があるなら歩いても可。
 
・遠方の人は近くの空港から、三沢空港行きまで乗り継いで行くのがラク。好きな飛行機にも乗れて一石二鳥。ただし運賃がどのぐらいになるかは知らん

以上

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