2016年12月4日日曜日

MTG ティーチングキャラバン

 さてこのブログ、すっかりポケモンGOにのっとられてしまった感があるが(先日記事の閲覧履歴を見ると、一位は「ポケモンGO in ドイツ村」だった)、本来はテーブルゲームについていろいろ書くものであった。
 
 なので今日はテーブルゲームの中でも、超有名どころの紹介をしたい。

 全世界の共通語は、英語でもスペイン語でもない。肉体言語と「マジックザギャザリング(通称MTG)」だ。
 
 世界70カ国で遊ばれているMTG、日本では少し敷居の高いカードゲームだと思われているが、なに、基本的な遊び方は単純である。
 
 土地(マナ)を出し、マナに応じたクリーチャー(モンスター)を召喚して相手を殴る。
 
 基本はこれだ。
 
 それで「ティーチングキャラバン」とは、この肉体言語と同等なマジックを広めるべく、全国各地で開かれている初心者講習会である。
 
 なんとこの講習会、講習で使ったデッキを無料でプレゼントしてくれるのだ。
 タダでプレゼントしてくれるのだ。大事なことなので二回言いました。
 
 これはもう、参加するしかないじゃないの!
 
 もちろん講習用デッキだから、「強靭、無敵、最強」とはいかないだろうが、私の経験ではこうゆうデッキでも、改良を施せば充分に楽しめる。
 
 12月3日、秋葉原のイエローサブマリンにて、講習会が始まる。参加人数は四人で、さっそく説明をまじえつつの対戦が始まる。
 
 選べるデッキはマナの色に準じた赤、青、緑、白、黒の五色だ。
 
 

 せっかくだから俺は、緑色の扉を選ぶぜ!
 
 そしたらこんなん出ましたー。
 





 ・・・ふむ。一番上のカードは、どうやら横に「ねかせれば」マナが発生するようだ。仮に場にマナが三つしかなくても、マナ4のクリーチャーや魔法を放てるわけだな。
 中段のカードは、いわゆる手札補充カードだな。ライフ回復もうれしい。
 一番下のカードは、俗に言う「ふぃにっしゃー」に違いない。他の自軍モンスター召喚時、1ドローできるのも魅力だ。

 なぜここまで瞬時に把握できるのかと言うと、実はこのMTGをパクげふんげふん! 大いに参考にして作られた「ガンダムウォー」というカードゲームで、中学生のときよく遊んでいたからだ。

 だからこちとらMTGは初めてでも、MTG初心者とはちょっと言いがたい。
 対戦相手は黒いのを選んだようだ。ふふ、ティターンズが、ジオンを象徴する緑に勝てると思うなよ! いざ尋常にデュエル!

 ここでざっくり、ルールの説明。
 
 
・デッキは60枚(講習会では30枚)、お互いの初期手札は7枚で、マリガン(いわゆる引きなおし)ができる。ヴァイスシュバルツと違って、手札は全て交換だ。ペナルティとして、引きなおせるカードは6枚となる。

・ライフは20点スタートで、クリーチャーの左がパワー(攻撃力)を表し、右がタフネス(耐久力)を表す。

 
・先攻ドローはなし。

・クリーチャーの召喚は、原則1ターンに1枚。召喚したターンは「召喚酔い」とやらのため攻撃できない。

・戦闘の処理は、お互いのクリーチャーのパワーとタフネスをそれぞれ比べ、パワーがタフネスを上回ったら破壊できる。

・相手のクリーチャーを減らして、相手にいわゆるダイレクトアタックを決めて、ライフを0にすることを目指す。
 
 
 ではデュエルの結果だ。

 二戦二勝だ。
 相手はこちら手札二枚を墓地に送るMTG版「いたずら好きの双子悪魔」を使って抵抗してきたが、そんなので俺のザクⅡやゲルググ(に相当するカード)を止められると思っていたのか!? 見よ! これこそジオンの魂を受け継ぐものの勝利!
 
 まあ、相手は明らかにデッキから土地ばかり引きすぎていたのだが(最終的には場に12枚あった)。大地主は負けるゲームだ。
 
 で、今回使ったデッキと紙製のプレイマット、「ストレージ」と呼ばれるカードを入れる箱をもらって、講習会は終了となった。時間にして一時間ちょっとだ。
 
 ※ ※ ※
 
 ちなみに、この後すぐに「パックウォーズ」なるイベントにも参加した。これは15枚のカードが入った拡張パックの中身を見ずに、15枚の土地カードを加えて即席のデッキを作って対戦するイベントだ。

 え・・・ 無理ゲー・・・ 

 しかし男に後退の二文字はない。ジオンの魂を受け継ぐこの私が、負けることなどありえない!

結果→二戦二敗
 
 な、なぜだ!? ジオンの魂は? ディスティニードローは? 俺のフューチャーバディする相手は!?
 なお、パックではこれがあたった。「カラデシュ」というブースターパックだ。
 
 
 ああ、きっと連邦を象徴する青いレアカードが当たったから、俺との相性が悪いかったのだな。そうに違いない。
 ちなみに右のカード、他のクリーチャーを搭乗(横にねかせれば)「飛行」という相手をダイレクトアタックできる能力を発揮できるんだけど、俺はこのカードを知っている。
 
 ド・ダイ、ド・ダイじゃないか!
 
 ガンダムウォーにも、これと極めてよく似た効果を持つカードがあった。とゆうか、ほとんど同じ・・・
 ガンダムウォー・・・
 
 あ、いちおう言っておくが、今商品を展開している「ガンダムクロスウォー」とは、基本的には無関係だから、そこんとこは注意しろよ!
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1 件のコメント:

  1. 知った上なのか、そうでないのか、
    とそれを置いといて、一番、クリーチャーをわらわらと出しやすく、クリーチャーの物量戦術と脳筋強化がし易い、緑を選ぶとは、、。

    エルフ以外は基本、脳筋だからな緑、、
    まあ、 15年くらい、前の話なんだけどね。

    とにかく、緑ならリバーボアとか、怨恨、巨大化が強いよ。

    脳筋、物量、後先考えないバーンのコンセプトデッキは、
    強くて、安く組めるけど、それらで戦うと、相手によっては、見下されるような感じは、まだ残ってるんだろうかと郷愁にふける。

    最後に、MTGでスリーブの上に萌えスリーブを重ねて、さらにスリーブでふわふわにしてる人っているんだろうかと、ちょっと気になった。

    じゃあ。

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