2016年12月6日火曜日

グリーンセイバーマスター・試験問題2016

 さて、先日グリーンセイバーマスターの試験を受けたわけだが、マスターには過去問が発売されていない。今のところネット上にもないようだ。
 
 マスターの試験は全て論述式で、出題範囲はベーシック、アドバンス、マスター、三冊それぞれのテキスト、合計約720ページに及ぶ。
 
 まったくヒントがないのも難易度が高く、資格を取る気も失せてしまうと思うので、マスターの試験問題を提示したいと思う。
 
 なお、試験問題自体はテスト終了後全て回収されてしまうので、ここに書くのはうろ覚えであることを明記しておく。
 
 ※ ※ ※
 
 試験は午前と午後に分かれていて、午前は200文字以内で解答する論述式の問題が6題。
 午後は1,000文字の論述式問題が2題で、うち1題は三つの選択肢から選んで答える
 

▼午前(200文字6題 制限時間1時間20分)

問1 北半球の温帯域における優占種であるブナ科、亜科、目の、それぞれの地域における特色を述べよ。なお、ブナ科、亜科、目は、ブナ属と総称してよい。


解説:は? みたいな問題だが、ようは温帯(北米、ヨーロッパ、中国大陸、日本)それぞれの地域のブナ林について、200字以内に述べなさいと言っているのだと思う。

 温帯には暖温帯と冷温帯があって、例えば日本は、関西は暖温帯、海沿いを除く関東は冷温帯である。そして、ブナにはヨーロッパブナやアメリカブナといった、地域ごとにブナが生息している。これらをからめて答えればOKだろう。
 
 

問3 有機質肥料と化学肥料について、それぞれの特性を述べよ。


解説:これはサービス問題。有機質肥料は堆肥や草木灰からなり、植物に対して効果が現れるのが遅いが土を痛めにくく、化学肥料は即効性があるが土を痛めやすい。有機質肥料は植物を植える際の土作りの元肥に、化学肥料は追肥として用いるのが基本になる。
 

▼午後(1,000文字2題、制限時間1時間40分)

確定問題:循環型社会を作るための方法を、行政、企業、仲間と関連させ具体的に述べよ。


解説:筆者は家庭ゴミの抑制、リサイクルの更なる促進、荒廃した里山の再利用を軸にして、論述した。こういった問題はこれといった正解がないので、勉強がしにくい。

選択式問題

ア:放射性物質を10万年保管する話のような、長期的な自然保護について述べよ

イ:小学5年生に、一年を通して裏山の雑木林を観察する授業の依頼を受けた。その具体的なカリキュラムを組み立てよ

ウ:あなたが離島の住民だと想定して、その島の自然保護についてどのような提言ができるか具体的に述べよ


解説:筆者は「イ」を選んだ。班ごとに分かれて一年で開花結実する植物、昆虫、おとずれる動物の観察をして、最後は発表する場を設けるといった内容を書いた。正解かどうかはわからない。
 
 ※ ※ ※
 
 もう一度言うが、試験問題は筆者のうろ覚えである。
 
 それを踏まえて 、勉強に勤しんでくれたら幸いである。

1 件のコメント:

  1. 昨日(2017年2月18)、合格通知が来たことをお伝えしておく。

    あ、あと、試験で一番の敵は、短時間で文字を書きすぎて手が疲れることだから! 

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