2016年11月8日火曜日

30分ジオラマ 第一回 1/144 空母飛龍とゼロ戦隊

 

 みなさんこんにちは。30分でジオラマを作る、略して「30分ジオラマ」のお時間です。
 みなさんはHobby関係の展示や、あるいは博物館などで、息を呑むようなジオラマを見たことはないでしょうか?
 あれらは職人技で、素人や趣味で手先を動かす程度の人が手を出すには、確かに敷居が高い。
 でもアイディアと創意工夫と脳内補完(ココ重要)次第で、誰でも簡単に、立派なジオラマを作ることができます。
 このコーナーでは、その技術を紹介したいと思います。
 このようなブログを見ているあなたは、ある程度の趣味人であるはず。
 そのような人になら、楽しんでいただけるでしょう。

 さて、前置きが長くなりましたが、今日のテーマはこちら!

空母飛龍とゼロ戦隊

・用意するもの

1/144 空母飛龍のタオル
1/144 半完成品のゼロ戦三機

 世の中には空母飛竜の飛行甲板をあしらったタオル、などというものがあります。ネットでの購入が可能です。今回は引っ越して疎遠になった知り合いからもらった、実物の1/144サイズをあしらったものを使います。

 広げるとこんな感じです。

 そしてゼロ戦は、タオルの空母の縮尺と、同じサイズのものを用意します。今回はアオシマ文化教材社から発売のガシャガシャのゼロ戦を使います。

 では、さっそくゼロ戦を組み立てましょう。
 半完成品なので、胴体と主翼とプロペラと着陸用の脚を組み合わせるだけです。接着剤がいらないスナップキットで、塗装もすでに行なわれているので、ビギナーには優しい仕様です。
 ただし、折れやすい部品しかないので、注意が必要です。うっかり無線機のアンテナを折ったりしてはいけませんよ?

 どうですか? 1/144サイズとは思えない完成度でしょう? 日々絶え間ない技術革新にいそしむ原型師と、色を塗り分ける中国の職人さんたちに感謝です。

 これを三機組み立てます。サイフの百円玉が許すなら、五機でも六機でもガチャガチャしてそろえればいいでしょう。
 ここまでの所要時間は20分ほど。

 さて、あとは簡単。広げた空母のタオルに、ゼロ戦を並べます。昔の実機の写真を参考にするのがよいでしょう。


 完成。ね、簡単でしょ?

 ワンポイントアドバンスとしては、組むときは30分で完成させる事を意識せず、落ち着いて組み立てること。土台になるタオルのシワをしっかり取ること、でしょうか。

 もしも、ゼロ戦のガシャガシャが手に入らない場合は、F-toysの食玩かSweet社のプラモデルを使ってください。Sweet社のやつは一から組んで塗装するタイプで、30分では絶対に完成しません。

 仮に撮影する場合のワンポイントアドバイスとしては、倍率を小まめに変えてピントを合わせ、「露出」機能を調整して明るさを変えるのがよいでしょう。

 次回は「島風」を取り扱いたいと思っています。

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