2021年7月14日水曜日

長浜観光に行ってきた

世の中には、電車の終点なおかげで名前は知られてるけど詳細は不明って駅がいくつもありまして、関東なら塩尻や蘇我、関西なら網干や長浜が、当てはまると思う。


今回行ってきた長浜は、琵琶湖東岸の北にあって、県庁所在地の大津より北陸の方が近くなる。



それで、肝心の駅はこんな感じ。ややモダンだ。

今回の行程は、下のようになっている。


竹生島→長浜鉄道スクエア→長浜城歴史博物館



●竹生島




琵琶湖はでかい湖だから、島が4つほどあるのだけど、竹生島はその中で有名な部類に入る。琵琶湖素人の俺でも知っているくらいだからな。





長浜港から、船で30分ほどでつく。

ほぼ祭礼地としてのみ機能していて、島内には宝厳寺と都久夫須麻(つくぶすま)神社しかない。典型的な神仏習合の地だ。

寺の方は弁財天(及びそれと同キャラ扱いされた天照大神の娘)を祀っていて、神社の方は島そのものを御神体としている。


▲龍神を祀る


▲竹生島神社

▲神社と寺を結ぶ廊下(安土桃山時代の船を移築)


▲宝厳寺唐門。国宝


見どころさんは、安土桃山時代の建築物である「唐門」で、元は大阪城(陥落前)にあったのを移築されたもの。



▲片桐且元が植えたと言われるモチの木。




ちなみに、ポケモンGOを起動するとこんな感じになる。

基本的に、島の北側には行けず、数の多さから害獣と化したカワウの一大根拠地になっている。



●長浜鉄道スクエア


昔の長浜駅舎を改装して、北陸線を走った機関車を展示している。



▲どこにでもあるデゴイチ


▲ED70型電気機関車


なおこの駅舎、現存する駅舎では日本最古のもの。長浜の鉄道史を紹介する長浜鉄道文化館が隣接されている。



●町並み

ここでちょっと、町並みの写真を少々。

 


長浜は琵琶湖の間近にある町で、船が身近にある。河口なんて、まるで海に繋がっていそうだ。




湖北なので山が近く。町の北には独特の山並みがあり、霊山の伊吹山がそびえている。



江戸時代の北国街道が通る町で、当時の雰囲気を残している。


▲有名な黒壁ガラス館


まとめると、小洒落た町、と言える。観光客に見えるところは気を使っているし、かといって変に観光客慣れしているわけでもない。湖北のどこかに住むとなれば、候補に上がるところだろう。



長浜城歴史博物館



長浜城の有名な城主は豊臣秀吉だ。その後なんやかんやで廃城になったけど、昭和の時代に天守閣を再興。その時は、中世の城郭を参考にしたそうだ。



そのわりに、石垣の積み方は近世風なのところがあるのだけど…


内部は完全に現代建築で、古代から近代に至る長浜の歴史を紹介する博物館となっている。展示物の撮影禁止なので、写真はない!

小ぶりな博物館だが、火縄銃の展示が複数あった。鉄砲の産地である国友が近いためだろう。


最上階の展望台からは琵琶湖と城下の景色が一望できるぞ。



●食事

昼は翼果蘭にて鯖素麺を、夜は鳥喜多にて親子丼を、いただいた。




前日に須磨水族園を見てきたのだけと、そこの大水槽でサバが泳いでいて、そこからサバが食いたくて仕方がなかったのだ。




そうめんは、サバの出汁で味付け済みで、そのまま食べられる。温かく、柔らかめに茹でてある。サバは程よい味付けで油がほのかにのっている。



サバ寿司の方は、焼かれたサバがうまく引き立てられていて、酢飯が邪魔をしていない。


親子丼は、出汁が良く効いた一品となっている。スプーンでどこをすくっても、まんべんなく肉がある。中央に生卵があり、味を変えられる。




ご飯も、ベタつきのない絶妙な炊き加減で、かなり好みの親子丼になっている。


●本当は

本当は「海洋堂フィギュアミュージアム黒壁」も見物したかった(むしろここがメインだった)のだけど、展示品入れ替えのため休館だった… タイミング悪。

ここに限らず、水曜は定休日の店が多いみたいなので、長浜観光に来られる方はご注意を…



みやげ

地域限定の、梨のチューハイを買った。ちなみに梨は彦根市産だ。


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