2020年8月5日水曜日

■伊豆大島周遊記――移動日



仕事をやめて一か月。中継ぎで入った短期のバイト。

自主的に作った休憩時間で、旅行の計画を考えた。>

「島に行きたい」

とは、常々思っていたことだ。

それで行きたいが行こうになり、手ごろな島がないかと調べたとき、東京都内に島があることに気がついた。



伊豆大島であった。








8月1日の夜。東京港区の竹芝桟橋。

腰丈ほどの大きさの、慣れないリュックを背負う俺氏の姿があった。

直前になって着ていく服を選んで買う、港から数百メートルの最寄り駅(浜松町駅)からの道に迷うなどのハプニングがあったが、無事、定刻前についた。

出発は、22時の予定だ。

客層は、圧倒的に観光客が多い。

釣りざお、ロードバイクなどを持った人たちが乗船を待ち、マストが飾ってある広場には子どもらが走り回っている。

俺は目の前のファミマでパックのリンゴジュースを買う。戻ってきたときには、乗船のための列が並び始めていた。




▲翌々日、大島元町港にて撮影



さるびあ丸は、東京港区にある竹芝桟橋と伊豆諸島を結ぶ船だ。

全長118メートル。航海速力は20ノット(1ノット時速1.85キロぐらい)。

この船は3代目で、今年(2020年)の6月に就航したばかりだ。





当然船内は新しく、二頭椅子席でさえリクライニングシートタイプだ。

船は定刻通りに出港し、封鎖できないことで有名なレインボーブリッジの下をくぐる。





背後に東京の夜景を見つつ、東京湾を南下する。



さて、今回は2つの目標がある。



①島内を一周する
②三原山に登る


大島は、

釣り、ダイビング、キャンプ、ハイキング、サイクリング

と一通りのアウトドアは楽しめるのだが、今回はサイクリングとハイキングをチョイスした。


すなわち、一日目は自転車で島内を一周し、

二日目は活火山で有名な三原山に登るって寸法だ。


「サイクリングは初めてだし、そもそも離島で一泊の経験もないが、大丈夫やろう

負ける気せえへん地元やし!!(地元ではない)」



このときの俺はまだ知らなかった。

伊豆大島が、プロのサイクリング大会が開かれるほどのコースであることを。

そして夏場の火山が、いかに厳しい照り返しであるかを・・・

1 件のコメント:

  1. まあ、島に行きたくなるよね。

    場所によるけど、
    自然と、山あるしね。

    山も自然もなく、
    ゲームとかに見るような、
    高層ビルとか並んだ、
    特区的にヤバい島には、
    一回、あるなら行きたいが。

    俺も堺筋線の何処やったか忘れたが、
    ホームにいるとき、
    スマホで見た、友ヶ島にその場で行く事にしたからな。

    スーツ姿に、
    ビジネスバックで、
    あの船に乗り、

    島の砂浜で、
    シーズンが外れた海を見ていた思い出がある。

    その時は、
    カップルとかに溢れる島で、
    デスクリムゾンの聖地とは知らなかったな。

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