2018年12月1日土曜日

【通帳ダ・イーザ】はいくらで組めるか(遊戯王OCG)

 
遊戯王OCGのデッキに「通帳ダ・イーザ」というのがある。
 



わかりやすく言うと、「予見通帳」の効果でカードを除外して、除外したカードの数で攻撃力が上がるダ・イーザで殴るデッキだ。
 
難しいことも考えず、相手をワンターンキルできる。
 
まさに俺好みのデッキなのだが、ふと疑問に思ったことがある。
 
一体いくらで組めるのか?
 
いかに単純明快で、脳死モードで使えるデッキだとしても、お高くかかっては意味がない。
 
 
 
 
幸いこのデッキ、遊戯王における金食い虫であるエクストラデッキがほぼどうでもいい。ダ・イーザの相棒たるグラットンのエサ(召喚コスト)にすぎないからだ。
 
 
 
 
ダ・イーザもそんなに高くないし、グラットンに至っては百円だ。これは、安さへの期待が持てるぞ!
 
とゆうわけで、カードショップをめぐり、自分なりの「通帳ダ・イーザ」デッキを組んでみた。そのお値段は――


11180円――


・・・なんか・・・ あんまり・・・ 安くない・・・

サイドとエクストラは手持ちの寄せ集めで間に合わせ、費用を極力抑えてなお、10000円を超えている。

諸悪の根源はこの子。
 



なんで一枚2500円もするの・・・
 
こいつ2体で、ほかの全38枚のカードとほぼ同じ値段じゃねえかよふざけるな。
 
しかし現代遊戯王は、「灰流うらら2枚からデッキを組まないと人権がない」と言われる狂気の世界。
 
そしてブログに載せ、人さまに見てもらう限りは、最低限勝てる希望のある(勝てるとは言っていない)デッキを掲示するのが義務だと思うのだ。
 
(※2019年1月 追記)
この記事が出た後のストラクチャーデッキ「ソウルバーナー」で灰流うららが採録されて、1000円前後に値下がりしたぞ! ささやかに組みやすくなったぞヤッタネ!
 
 
では、肝心の対戦結果だ。場所は岩手県北上市の某所。この近辺で遊戯王の公式大会をやっているほぼ唯一の場所だ。
 
 
★対戦結果3勝3敗
 
機界騎士星遺物 ×〇×
幻影騎士    〇
表サイバー流  ×〇
 
 
 
こちらに神聖なるダ・イーザ様がおわすとわかると、相手は全力で彼をつぶしにかかってくる。
 
 
やはり、ダ・イーザ様ご自身に耐性がないのはかなりきつい。
 
攻撃力400じゃなくて300アップでいいから、「相手の効果の対象にならない」耐性を付与するエラッタしてくれないかなぁ(かなわぬ願い)。
 
 
 

★デッキレシピと、お値段の内訳


▼レシピ(2019年1月制限適用)
 
●モンスター(13枚)計6460円
紅蓮魔獣 ダ・イーザ 280×3
百万喰らいのグラットン 100×3
妖精伝姫――シラユキ 150×1 (準制限カード)
フォッシル・ダイナ・パキケファロ   50×3
メタモルポット 20×1 (制限カード)
灰流うらら 2500×2 (準制限カード)
 
●魔法(10枚)計2960円
予見通帳  180×3
強欲で貪欲な壺  700×3
強欲で謙虚な壺  100×3
一時休戦  20×1 (制限カード)
 

●罠(17枚)計1760円
和睦の使者 100×3
トラップトリック 300×2
マクロコスモス 20×3
魔法の筒 20×3
聖なるバリア―ミラーフォース 20×2
ミラーフォース・ランチャー 200×3
威嚇する咆哮 100×1
 
●サイドデッキ(15枚)
「ハーピィの羽箒」「虚無空間」「蟲惑魔出張セット」など、すでに持っている汎用カード15枚 
 
●エクストラデッキ(15枚
余っているのを適当に15枚

 

★デッキの解説

くわしいデッキの解説を少し。


●モンスター
モンスターは少なめで、しかも実質アタッカーは「ダ・イーザ」と「グラットン」の二種類になる。メタビートの常連パキケファロサウルスは、もっぱら嫌がらせのために採用。

仮にパキケで殴れるような戦況なら、相手の手札が残念な証拠であり、勝利は近い。

あ、パキケファロサウルスの代わりに、攻撃力が高い「ライオウ」を入れる選択肢もあるっちゃある。

が、インフレがテンプレ化する現代遊戯王において、ライオウ一枚では止まらないので、別にどっちでもいい。自分の手持ちのカードやプレイ環境と相談しよう。

本当は第3の選択肢「インスペクタ・ボーダー」を3積みしたほうがいいのだが、高いので今回は不採用。


●魔法
「除外」を伴う強力なドローソースを6枚、採用している。具体的に言うなら「予見通帳」と「強欲で貪欲な壺」だ。

除外してダ・イーザ様の攻撃力をあげつつダ・イーザ様をこの手ににぎる。ついでに握った「グラットン」で相手のモンスターを突破しつつ、ワンパンチワンターンキルを決める。

「強欲で謙虚な壺」も同じく3積みなので、「壺→壺」の流れも可能だ。やったね! たえちゃん、手札が増えるよ。

ただこれは、相手に魔法カードメタを使われるととっても困るんということでもある。


●罠カード
「ミラーフォース」+「ミラーフォースランチャー」の出張セットが強い。これに「魔法の筒」を組み合わせると、相手に力強い嫌がらせをすることができる。

嫌がらせつながりで、「マクロコスモス」も採用している。マクロは地味にダ・イーザの攻撃力を上げられるしな。

ただ、マクロコスモスは、墓地に送られたとき効果を発動する「ミラーフォースランチャー」と相性が悪いので注意。
 
 
 
 
通常罠カードは、この「トラップトリック」でデッキから持ってくる。
 
あ、上でこのカードの購入価格を300円と書いてあるけど、今(2018年12月現在)はこの2倍の値段はするので、買う場合は気を付けよう。
 
 
 
●エクストラデッキ
さっきエクストラデッキはどうでもいいと言ったな。

あれは嘘だ。
 



実はこの記事をほぼ書き終えた直後の、2018年11月末に発売されたパック収録の「セラの蠱惑魔」を入れている。

植物の生長のごとくのろかった「蠱惑魔」の展開を強力にサポートするカードで、しかも安いと来ている(一枚180円ぐらい)。

動き方としては、

トリオンの蟲惑魔召喚→トリオン効果で「落とし穴」罠サーチ→トリオンをリリースして「セラ」特殊召喚→次の相手のターンでサーチした落とし穴を使い、セラの効果発動、さらなるアドを稼ぐ

となる。

この展開の問題点は、相手ターンに攻撃力800の幼女(セラ)が棒立ちになるところだ。ミラーフォースとかで、かんばって守ってあげよう。罠耐性のある敵が来たらあきらめよう。


●サイドデッキ
ぶっちゃけ言うと、このダ・イーザ様デッキ、そのたくましい個性のせいであまりサイドチェンジする余地がない。
 
わかりやすく言い換えると、「サイドチェンジごときでは勝てないデッキには勝てない」

それでも、前述の新規カード「セラの蟲惑魔」を生かすため、みんな大好き蟲惑魔出張セットを採用している。

すなわち、「ランカの蟲惑魔」+「トリオンの蟲惑魔」+「奈落の落とし穴」セットだ。

現代においては、すでに微妙な性能となった「トリオン+奈落の落とし穴」組み合わせだが、「セラの蟲惑魔」のおかげで使い勝手がよくなった。
 
サイドデッキの作成費削減を追求したいときは、採用する価値はある。

一戦目で負けて、二戦目で先攻をもらえるなら、これらをデッキにフル投入して、相手を困らせにかかろう(困るとは言っていない)。


★総評
デッキの総評としては、初見の相手にはワンパン食らわせて昇天させることができるが、次に戦うときはしっかり対策されて、サイタマばりの効果を発揮することなく敗北するといった感じだ。

値段に関しては、灰流うららに目をつむれば、それなりに安く作れる。

もう一度値段を繰り返しておくと、メインデッキ11180円+サイドデッキα円+エクストラデッキα円で作れる。

サイドは蟲惑魔を中心にすれば安く済むし(もちろん高価な手札誘発をフル投入しても可)、エクストラは普段は使わないカードをここぞとばかりに入れればいい。みんな平等にグラットンのエサだ。




2 件のコメント:

  1. しかし、よく勝てたものだ。
    先行マクロ以外、勝ち筋がないのではと思う今日此の頃。

    さて、アマゾニアの俺がアマゾンのサイバーマンデーについて話すぜ。

    どうだい、アマゾンしてる。

    最近はプライムビデオが注目されており、
    プライムである俺も、
    仮面ライダーアマゾン(日朝枠から解放されたライダー)とか、
    カリギュラという番組の狩猟企画(何を狩って、誰に習い、狩り、そして解体して食べるまでを写す)と火の鳥人間コンテスト等に熱くなったが。

    そこは、置いておき、サイバーマンデーだ。

    まあ、色々とお得だからと言えば、終わりだが、
    分かりにくい裏技があるので、それを紹介。

    アマゾンギフト券を購入してアマゾンポイント増量企画のギフト券をナナコで買う。

    モチロン、ナナコはナナコポイントを得る為に、
    クレジットチャージ(一部のクレジットのみポイント加算)で、
    ナナコにチャージというポイント総取り方法。

    まあ、興味があればググれば良いよ、正直、面倒な方法だしね。

    では。

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    1. 最近、本以外はアマゾンから楽天に乗り換えたよ。

      楽天ポイント10倍の時を狙って商品を買ったほうが、面倒がないゆえに。

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