いよいよ最後の工程になる。
車体にボンネット、フロントガラス、ルーフを取り付けて、フィアット500を形作る。
●現在地
順番的には、
フロント → リア → ルーフ → タイヤとその他付属品
となる。
あいかわらず細かいパーツが多いので、こんなふうに小皿っぽいものに取り分けたほうがいい。
●フロントライト部分の取り付け
続いて、フロントバンパーの作成。
●フロントバンパーの取り付け
組み方は、リアバンパーとちょっと似ている。
●前輪のフェンダー、フロントライトの取り付け
フェンダーを組み立てる。むずかしいことはない。
車体に対して、少し斜めに取り付ける。
反対側も同じように組む。
上から見た写真。実車と同じように、台形になる。
フェンダーを組んだら、フロントライトを取り付ける。
●ボンネット
ボンネットを作る。意外にぶ厚い。
車体にとりつける。
●残りの窓ガラスの取り付け
こんな感じになる。今のところ稼働するものの、ルーフをつけると固定される。
●ルーフ(屋根)の取り付け
ちょっくら、今までにない手の動きを強いられる。具体的に言うと、裏返して縫った服をひっくり返すごとくの作業だ。
屋根の後ろ半分はこんな形になる。黒いパーツはあとで、開閉式の部分を固定する棒状パーツがはまる。
ルーフの前半分を組む。
車体に取り付ける。だいぶ車としての形ができてきた。
●トランクの取り付け
フィアット500はリアエンジンなので、トランクという言い方が正しいかわからないが、とにかく後ろのふたの部分を組む。
TOFOってのが、組み立て説明書のデフォルトになってる。
●トランクの組み立て
え、組んだじゃん? と早とちりしないように。
ここのトランクは、米米CLUBの「浪漫飛行」で歌われてるほうのトランクだ。
シールを貼り、車の後部にとりつける。
イタリアの周辺諸国の国旗をモチーフにしたロゴがプリントされている。
ここでタイヤも組む。
いよいよ完成が近い。
小道具のイーゼルを組み立てる。
なかなかたくみな構造をしている。
残った板型パーツに絵のシールを貼り、イーゼルにつける。
③では、これだけのパーツが余る。細かくなくしやすい部品の予備だな。
●完成写真
エンジンの部分。
勘どころをしっかりと抑えて、レゴでもちゃんとエンジンに見える。
ところで、蓋がここまでしか開かないと、整備の時大変だと思うのだが、実車ではちゃんと(簡単に)取り外せるのだろうか?
車内の再現度も高い。
前の座席は、実車みたいに可動する。
ひっくり返してみた。
しっかり車体裏とわかる造形には恐れ入る。
●小道具
イーゼルと絵。右の鼠色のパーツは筆置き、左の四色はパレットだな。
パレットは、別にパレットとして成形されているパーツが単品買いできるから、差し替えてもいいかもしれない。
トランク。筆とパレットが収められる。
●組んだ感想
非常に贅沢なキットである。
作りごたえ、実車の再現度、完成後の満足感、どれも良好だ。
少々値は張ったが、組んでよかったと思えるキットだぞ。
そもそも、レゴを久しぶりに組みたくなったきっかけは、アルバイトだった。
空き家の遺品整理のバイトをしたのだけど、そこにレゴブロック(たぶん、孫が遊んでいた)があって、久しぶりに組みたくなったのだ。
どうせ組むなら、小さいころ組まなかったような大作を作ろうと思って、目についたのが、フィアット500だった。
●余談
フィアット500が出てくる作品は、古典では「ローマの休日」があるのだけど、見たことないからよく知らない。
この車が活躍するのは、やはり「ルパン三世」だろう。
「カリオストロの城」も良いけど、個人的におススメは「風魔一族の陰謀」。
アニメっぽい大げさな表現で、この車がきりきり走り回るぞ。
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