2019年12月26日木曜日

めずらしく食レポ「もうやんカレー」


関西に住んでいたころから、行きたかったカレーの店がある。


「もうやんカレー」だ。



デュエリストなら、伝説のライフ回復カード《モウヤンのカレー》を、聞いたことぐらいあるはずだ。

この元ネタが、東京を中心に展開する「もうやんカレー」だ。




今回行ったのは「新宿東口店」。世界で最も満員電車が集結する駅である新宿駅東口から徒歩ですぐだ。

頼んだのはランチメニューのビーフカレー。






さあ、あこがれの味を――

うん、まいうー。

ルーは、野菜をよく刻んで煮詰めた感じで、脂っこさが全くないのがすばらしい。ご飯は、普通の「コシヒカリ」ではなく、カレー用に用意したコメ、もしくは、香りづけがしてある。

普通のカレーとは、斜め上のベクトルがある一品だ。



「もうやんカレー」は、少々ヘンなことでも有名である。

例えば、理想のカレーを作るため「人体実験を繰り返した」と表現したり――




▲少々違和感のある日本語。意味は通じるが。

店内POPも微妙にヘンだし――



▲スモークたくあん、たまねぎらっきょ、

付け合わせも一癖ある。





一番ヘンなのは、「漢方スパイス」なる一品だ。

においと味は、100人中99人が「漢方」と思うもので、もはや薬膳である。

――ルーに混ぜた味は意外に悪くなかったが、かおりが個人的にはちょっと気に入らなかった。



とりあえず、インスタントを買うぐらいには気に入った。

ただ、注意してほしいのは、普通のカレーのようにサラダ油で炒めて小麦粉でとろみをつけてといった手順を踏んでいない。

ので、カレーと期待して食べると「コレジャナイ感」が出るかもしれない。

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