2017年5月3日水曜日

私、超会議2017に行く。

にこにこじまが ありまして♪
 
にこにこ仲間がいるんです☺


ひょんなことから、「ニコニコ超会議2017」に行くことになった。

特にニコ厨ではないし、ニコ動は「ようつべ」に転載されたぐらいのしか見ない私が、いったいどういう風の吹き回しだろうか?

答えは簡単。夕方から帰宅する退場者の群れをスタッフとして整理するアルバイトがあるからだ。どうせなら昼のうちに「超会議」を楽しんでおこうという魂胆だ。

正面で入場券を買ったら、コンクリで作られた立派な建物である「幕張メッセ」を。敷地に沿ってぐるりと回る。膨大な数の参加者なので、敷地の外に列がはみださないようにするための配慮だ。

ちなみに列整理のために、百本ほどアルミ柵が並んでいるんだけど、これはおととい私と中年の社員がぶつぶつ言いながらセットしたものだ。

で、会場に入ってまず目指したのはコイツだ。


八九式戦闘車と言って、数十台しか製造されていない、レアな車両だ。 今日はこれを見に来たと言っても過言ではない。

この超会議は、普段「ニコニコ」に参加している人々だけでなく、総務省や防衛省などの役所、私企業、そして相撲協会や歌舞伎協会が参加している。いわば「ニコニコ動画」というコンテンツに集まった人々だな。








で、私が注目したのはコイツだ。


日本航空の、フライトシュミレーターだ。最新型であるボーイング787を操縦できるぞ。

こう見えても飛行機はかなり好きな乗り物だ。『学研の大図鑑』と『世界の駄っ作機』で培った知識を今ここに!

・・・あれ、なんだか意外とむずかしいぞ・・・

離陸は、「それ戦闘機の離陸する急角度だから!」と教官にツッコミを受けつつも、なんとかうまくいったものの、着陸が・・・

あああ、機体をバウンドさせつつ滑走路を45度に横切る形に!

みんなも、もし道端に飛行機があっても、これに乗ってやろうなんて考えない方がいいぞ。たぶん、死ぬから!

で、ここでちょっと昔話を。



今から16~17年前の、だいたい西暦2000年頃は、まだ「動画サイト」自体がマイナーな存在だった。
かの「you tube」でさえ知名度はなく、「ニコニコ動画」なんて知る人ぞ知る存在だった。しかも、「ニコ動」にはちょっとネガティブなイメージがついていた。当時は「MAD動画」全盛期で、表沙汰にするにはさしさわりのある存在だったのだ。

しかし時は流れ、ニコ動にも「大衆化」の時代が来た。

「歌ってみた」とか「踊ってみた」とかの、個人が気楽に撮影・編集した動画が出回るようになったのだ。

これらの動画は当初、古参のニコ動ユーザーからは軽蔑を買った。それまでのMAD動画は「職人技」と言っていいものがたくさんあり、それらに比べたらお粗末なイメージを与えたんだな。

しかし、この「気軽さ」は、存外捨てたものではなかった。これは手軽に作れるがゆえ多くのユーザーが同じような動画を発信し、見る人も増え、今では「○○ってみた」シリーズは立派なコンテンツとして通用している。

踊ってみたステージ


もし、ニコ動の歴史から何か学ぶとすれば、「数は力」だろうか。今回の超会議は二日間にわたって行なわれたのだが、総来場者は15万人ぐらいと見積もられている。二日で15万人動員するイベントは、日本ではそうそうない。

古き良き「ニッチな」MAD動画だけでは、ここまでの発展はなかっただろう。



それはさておき、にこにこじまが舞台である、「にこにこぷん」の話だ。
この番組放映時、私は物心さえついていなかった。が、それでもこのタイトルと「じゃじゃまる、ぴっころ、ぽーろりー」のキャラの名前は覚えていた。原体験とは偉大である。

もしかしたら「にこにこぷん」を見ていた子どもたちが、「ニコニコ動画」に無意識な懐かしさを感じて、初期の担い手になったのかもな。


2 件のコメント:

  1. バーチャル蓮舫がないなんて。

    ・・と、ネタしか知らない私が通ります。

    しかし、最近は、ネイチャーか、アニマルに触れられるイベントに惹かれるので、
    超会議はnewsぐらいしか知らないよ。

    で、超会議って、ネイチャーか、アニマルとかのブースある?

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  2. ないよ。

    強いて言うなら「大相撲」かな。自然の神秘的な意味で。

    基本、無機物に興味深々の人々のイベントだし。

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