家で作業をしていると、ショートメールが届いた。
Amazon「利用規約違反により、アカウントが一時停止されています。」必ずご確認ください(以下リンク先アドレス)
はて、心当たりはないし、それにリンク先として貼り付けられているアドレスがどうも変だ。
「Amazon」という文字が見えず、phpなんて書いてある。
(ちなみに、phpとは、HTMLに埋め込むことができるスクリプト言語で、Web開発でよく使われるそう)
このアドレス、グーグルクロームの「シークレットモード」では、うまく開けないし、うん、怪しい。
怪しいので、開いてみることにした。
開いて見ると、ぱっと見はアマゾンのログイン画面に近いものが出てくる。
ただ、自分の名前などが表示されないし、他、青文字になっているリンク部分をタップしても、うんともすんとも言わない。
ははあん、フィッシング詐欺ですね。
よし、デタラメなアドレスとパスワードを入れて「ログイン」だ。
そうすると、名前と郵便番号を聞いてくる。ここも、ありえない住所を打っておく。
次だ。
おお、いよいよクレジットカード番号を聞いてきたぞ。カメラでのスキャン機能にも対応しているみたいだ。
ここも、適当な数字を打っておく。
ちなみに、名義が「あああ」でも許してくれたけど、有効期限が切れた年月を入力するとエラーが出る。
入力し、「カードを確認」をタップする。
ありゃ、いきなり本物のアマゾンの「ヘルプ」のサイトに出たぞ。
正式な手続きだと信じ込ませる「アフターサービス」ってわけか。
こりゃ、たちが悪いな。
※ ※ ※
これらはおそらく、情報収集目的の偽サイトだろう。
ネット通販やクレジットカード会社のセキュリティは強固なので、これだけでは実際に口座の資金を利用するのは難しいだろう。
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