2020年3月17日火曜日

ここ最近食べた外食まとめ(マック、ココイチ、丸亀製麺、ゴーゴーカレー、蒙古タンメン中本)




レビューっぽいことしてます。食事の参考にどうぞ。



★「ビックマックジュニア」(マクドナルド)


マクドナルドが創意工夫を凝らして販売する期間限定メニューは、だいたい微妙だったり定番メニューに勝てなかったりするのだけど、めずらしく有能な商品を投入した。



ビックマックジュニア、だ。

ド定番のビックマックから、パンとパティを一段ずつ減らした商品で、お値段は290円。コンビニバーガーよりちょい高いぐらいだ。

味はいつものビックマックだ。



▲割るとこんな感じ


ひと嗅ぎでビックマックとわかるソースに、フニャとしたごまパン、そしてシャキシャキであろうと努力はしているレタス

つまりうまい。毎日食べたいとは思わないが、たまに食べるとニッコリな味だ。

思えば、幼い頃から俺は、ビックマックを食べるのが怖かった。

子どもの頃からストレスで、口内炎と口角炎を患いやすい体質だったのだが、ビックマックに貪りつこうと大口を開けるともれなくくちびるのはじが切れて出血大サービスの憂き目にあっていたのだ。

俺はおそらく、マクドナルドの紙ナプキンで、最も血をぬぐった男であろう。

あるときは叩いて潰して無害な大きさにしてから食べ、またあるときはパン、レタス、パティと上から順にめくって口に運んだ。

昔CMでJKが、魔法ででっかい口に換装してからビックマックにかぶりつくのがあったのだが、心から同意したのものだ。

つまり言いたいことは、ビックマックジュニアは素晴らしい、だ。

ビックマックジュニアって、なんだか二律背反っぽいし、何度も聞いてると下ネタに聞こえて来るけど、とにかくここ最近で最も有能な商品の一つであることは違いない。

ありがとうマックさん。お礼にジュースをおごってやろう。マックで取り扱いのないペプシコーラでいいかな?




★「グランド・マザー・カレー」(CoCo壱番屋)

▲雑と見せかけた具材の切り方をしている




CoCo壱番屋が毎年冬に出す「期間限定メニュー」。注文一つに付きクジが一回引け、当たればこじゃれたスプーンがもらえる。俺はもらったことがない。


味は、「CoCo壱いつものカレーを家庭風にした」が正確か。

いかにもスーパーの固まり肉を切って入れました的な豚肉とか、あえて十分に炒められていないインゲンとか。

このカレーはなんでも、CoCo壱番屋が一軒の喫茶店だった時代の味を、再現したものらしい。

難点はコスパで、普通盛りで880円する。大盛りにして、トッピングをかけたら、野口英世1枚じゃ間に合わなくなる。

ただ、美味しくはあるので、いつもとは違ったCoCo壱を楽しみたければ注文すると良い。スプーンが当たればラッキーだ。




★「鴨ねぎうどん」(丸亀製麺)



カモとネギは昔から相性抜群とされていて、ことわざでもポケモンでも「カモネギ」がある。


丸亀製麺は毎年、期間限定商品として、「鴨ねぎうどん」を提供している。




席についてまず思ったのは、「香りがいい」言うことだ。カモ出汁とミツバが鼻をくすぐり、食欲が深まる。



麺はいつもの丸亀製麺で、つまりうまい。





カモ肉は「焼き」が入れてあって、ひと手間かかっている。淡白だが程よい脂身がある。




ネギは白ネギ。

太い白ネギは、まずいのは食べるのが苦痛だが、こいつは及第点だ。これにも焼きが入っていて、ほのかな甘みを引き立てている。

だし汁は、関東風の濃い色をしている。ただ、味付けは上品。刻みゆずが香る。

値段は並盛りで690円。丸亀製麺の中では高めの値段設定だが、それに見合う旨さはある。

特にカモとネギは、これだけが居酒屋の500円メニューとして出てきてもおかしくない。










★「金沢カレー」(ゴーゴーカレー)


ブームになり、全国各地に現れた「B級グルメ」。

時には創造的に、時には役所の人間が頭をひねって捻出される中、自然発生的にあらわれ、地元民に愛されるようになった食べ物もある。



金沢カレーだ。



ゴーゴーカレーでは、この「金沢カレー」を提供している。



前に出された時、まずデミグラスのにおいが鼻をくすぐる。

ご飯はどこ? とぱっと見たときは思ったが――



ルーの下に隠れていた。

外見の説明をすると、

銀皿の上にごはんが隠れるほどのルーがかけられていて、その上にとんかつがのっている。



キャベツは千切りで、個々の真下にはルーがかかっていない。

では、味を――

カレー9:ハヤシライス1 みたいな味だ。

料理が作れる主婦が手をかけたような風味で、辛さは控えめ。つまり家庭的な味だ。



とんかつもおいしい。

欠点があるとすれば、料理以外の部分。

フォークで食いにくい、という一点だけだ

ごはんの最後の数粒がよそいにくいよ・・・

まあ、たまには左手でペンを持ったりすることが脳トレになるともいうし、たまにはいいかもしれない。





★「蒙古タンメン」(蒙古タンメン中本)


都会だと、並んでいるラーメン屋というのをちょくちょく見る。


自分は普段、並んでまで飲食店に入ることはないのだが、このたびのコロナによる外出自粛で、列が一掃された店があった。


蒙古タンメン中本だ。昼時はだいたい混んでいたのだが、スムーズに入店できるようになっていたので、食べてきた。



注文したのは「蒙古タンメン」。券売機で注文したままの、ノーマルのヤツ。



左半分にたっぷりの野菜が、右半分に麻婆豆腐がかかっている。



面は中ぐらいの太さの、ややストレートに近いちぢれ麺。



スープは唐辛子風味の味噌。前評判では「辛い」と聞いていたが、見た目は意外に薄め。

それで、食べてみた感想だけど――


誰に対してもヒットするような味だな


だ。

昼食に食べても、夜に食べても、飲み会のあとに食べていい。

逆に言えば、個性が足りないともいえる。


たぶん、トッピングや辛さの調整をして、自分好みの味を見つけていく食べ物なのだろう。


テレビやマスコミで非常に話題になったのは、そういったユーザーファーストの部分も、あるのだろう。

ちなみに、セブンイレブンに売っているカップ麺のやつは、あんまり好みじゃなかった。

まずくはないのだが、値段がやや高い。カップ麺って、安くておいしいのがいっぱいあるから・・・

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