2022年7月26日火曜日

国内最大級の鉄道ミュージアム「鉄道博物館」に行ってきた(2022年7月)


さいたま市にある「鉄道博物館」には、前々から行きたかった。


・アクセス
JR大宮駅から徒歩(1.5キロほど)。

歩くのが嫌ならJR大宮駅よりニューシャトル(神戸のポートライナーの親戚みたいなもの)にのり、「鉄道博物館(大成)駅」下車、徒歩1分。

車での行き方は知らんが、目の前に駐車場がそこそこあることは伝えておく。


・行く前に必要なもの
チケットはコンビニで事前予約


・主な展示車両
機関車と新幹線


・食事処
飲食店が3軒に、駅弁屋が2軒


※ ※ ※


典型的な東京周辺の都市である大宮駅西口から、線路沿いを歩いて徒歩15分。



それっぽい建物が見えてきたら、そこが博物館だ。

チケットを見せて入館すると、エントランスに出て、道が右左に分かれる。右が車両ステーション、




車両ステーションはなかなか広く、しかも所狭しと鉄道が並べられている。



貴重な「1号機関車」。高校の日本史の授業で、「東京~新橋間に日本初の鉄道が開通」って習ったと思うけど、その路線を走っていた蒸気機関車。イギリス製。






かなり「いい」博物館で、ちゃんと客車も保存してある。3等席なんだけど、直截に「下等」と表現しているのには笑ってしまった。




ネタ枠に近いものをもう一つ。これ「人車」って言うんだけど、ズバリ、「人の力で押して走る鉄道」らしい。トロッコとかと同じ原理だな。

バスが普及する大正時代以前は、わりとあったらしい。




これは「善光号」という機関車で、名は東京にある善光寺にちなむ。上野~熊谷(埼玉)間の鉄道敷設工事で、資材の運搬をおこなった。車輪の内側に(車体側)にシリンダーがついている。




次は比較的最近の車両を紹介。

「200形新幹線」。東北及び上越新幹線の開業に合わせて、製造された。

14時から、連結器を出し入れする実演があった。





C57機関車と転車台。転車台はでっかいターンテーブルみたいなもので、車体の向きを変えてあっちの線路やこっちの線路につなげるための装置。

15時から、実際に回転させる実演があった。




EF66形電気機関車。貨物列車の牽引機関車だな。



こんな感じで、日本の鉄道史上、重要な車両たちが展示されている。の館内に保存されている車両はどれもが間近で見学でき、一部の車両は実際に車内に入ることも可能だ。



外にも展示がある。「E1系」は、めずらしい2階建ての新幹線。




183系というらしい。俺には、すごいちっちゃいころ和歌山で見た「特急くろしお」と見分けがつかない。

車内は休憩スペースとなっており、少し前に利用を再開した。




車両ステーションから南に進んだ新設の建物には、E5系新幹線電車と400系新幹線が展示されている。

上のフロアから2両それぞれの屋根を見て、ふと思ったのだが、E5系には換気扇というか、空気の取入れ口みたいなのが見当たらない。どこから取り入れているんだろうか?





E5系と400系がある建物の4階はレストランになっており、「ハチクマライス:が食べられる(900円)。乗務員用のまかない飯を再現したものだそう。

おかずの下に、サフランっぽい香りづけがなされたライスが盛られており、食べやすくおいしかった。



模型もかなりの数が展示してある。



C55系。そうは見えないが蒸気機関車。




初代新幹線の試作車。試作車と量産型との間に差のない乗り物は、良い設計である証でもある。





新幹線の初期の計画書と、そのための機関車。1942年のことで、当時は「弾丸列車」なんて呼ばれていた。






最後にもう一度、車両ステーションを見た。閉館間際になったので退散することにした。

鉄道に関しては無知同然なのだが、まるまる5時間は楽しめた。





みやげは、クッキーとノート。この「ロールバン」ってノートをずっと愛用しているのだが、たまたま店で限定モデルを扱っていた。










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