2019年7月7日日曜日

《昼夜の大火事》遊戯王OCG—―古いカードの紹介


通常魔法
相手ライフに800ポイントダメージを与える。



1999年5月に登場した、最初期からあるバーンカード。
 
古参ではあるが、発動条件やデメリットが無い単発火力魔法カードの中では、現在(2019年6月)でも最大のダメージ量を持っている。
 
もっとも今の環境ではいろいろ便利なものがありすぎて、例えバーンデッキであっても投入はされないが。

ただ、発売された当時は、バーンカードにはある種の魅力があって、普通のデッキであっても投入された。《火の粉》や《雷鳴》しか持っていない子どもには、欲しくてたまらないカードだった。

しかし、このカードの真価は、「実は弱いカード」ということを、気づかせることだろう。

考えてみればわかるが、一回使いきりで800ダメージを与えるなら、攻撃力800のモンスターを召喚して、ターンごとに殴ったほうがいいのだ。



いわば、《治療の神ディアン・ケト》と同じ学習効果を、子どもに与えてくれるのだ。

筆者も、レベル4で攻撃力1600ぐらいのモンスターが普及してくると、《天使の生き血》と同じように、このカードをデッキから抜くことになった。

余談だが、ゲームボーイの「DM1」では「相手に2000ポイントのダメージを与える」という効果だった。

これでも強力なのだが、どうもこのゲームの攻略本の一部に「相手に20000ポイントのダメージを与える」と誤植されたのがあったらしい

どう考えても、一撃必殺です。本当にありがとうございました。



0 件のコメント:

コメントを投稿