日の出 午前4時5分 |
実は、宮古市から離れることになって、最後に「本州最東端」に行ってみようと思った。宮古市の駅前から、車で十分行ける距離にある。
といっても、本州最東端まで車で直接行けるわけではない。
最寄りの「姉吉キャンプ場」の駐車場まで走らせて、そこからは歩きとなる。
地図中央、でっぱった半島が「重茂(おもえ)半島」だ。マツタケの採れる森に覆われた方言の強い地域だな。
重茂半島を東へ進む海沿いのルートは、細くて曲がりくねっているうえよく建設用のダンプが通るので注意。
2018年現在、もし前を行くダンプがハザードランプを点滅させたなら、「対向車が来るからとまれ」の合図だ。まちがって追い抜かないように注意(もっとも追い抜けるほどのスペースはないだろうが)。
筆者は日の出が見たくて午前3時から出発したので、行き交う車は皆無だったが。
姉吉キャンプ場に着いたら車を降り、海に向かって進む。秘密基地みたいな小さな漁港がある。
海に向かって左手の、小さな山道を登る。看板が出ているので、見落とすことはないはずだ。
道は若干急なもののよく整備されている。八王子の高尾山の一番森深いルートと同じぐらいの感じだ。この坂は30分ほど続く。
登り切れば、あとは平たんな道だ。森の間からちらちら見える海から、日の出のかすかな光が差し込んでいる。
そんな道を30分ほど歩けば、無事に灯台に着く。
とどが崎灯台 |
小さいがよい位置に展望台があり、そこから日の出が拝めた。
展望台と日の出 |
展望台から日の出
さん(太陽)とさんふらわあ(船)
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灯台の中には入れない
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本州最東端の碑 単なる岩 |
本州最東端の碑から灯台を望む |
灯台から少し離れたところに、本州最東端の碑がある。火山性台地が広がる独特の景観が広がっている。
JR宮古駅から車で50分ほどで着く「姉吉キャンプ場」からさらに徒歩で1時間。そこまでに進む県道41号は、海沿いの曲がりくねった道なので注意。
キャンプ場からの山道は整備されていて、150メートルほどの登りを進んだらあとは平坦な道を一時間ほど。熊が出る可能性があるので、不安な人は音の出るものを持っていこう。
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