生きていると、宗教の勧誘に何回か遭遇するものだ。
無碍に追い払ったりせず、話だけは聞いてあげることにしているのだが、ある共通点を見いだした。
・学歴が高くない
・無芸無趣味
・さみしがり屋な小心者
・現状に不満、不安を持っている
・宗教に詳しくない
・学歴が高くない
全員の学歴を聞き出したわけではないが、大卒、専門学校卒は見たことがない。
また、学歴に対してしばしばコンプレックスを持っており、それを特定の宗教に所属することによって補おうとしている。
つまり、学歴はないけど○○に所属しているからそうでない人より優れている、という考えを抱きたがっている。
・無芸無趣味である
これといった趣味がなく、特技も持っていない。世間話をしても、健康や買い物、先月の光熱費のことしか話題にできず、それか自分の経歴しか話せない。
もっと言うと、宗教家のくせに宗教に対して無知である。
・さみしがり屋な小心者
人並みに承認欲求を持っているものの、コミュニケーション能力があまり高くない。
(以前来た例だと、インターホン越しでいきなり「聖書についてお話します」とのたまったのがいた)。
自分の狭い世界に加わってくれる人を、常に求めている。
・現状に不満、不安を持っている
社会や世の中のことについて、一応は考えており、また、自分自身がいかに良く生きるかについても、意識が高い。
・宗教に詳しくない
ある意味当然ともいえるが、宗教に関して詳しくない。
キリスト教系なら、新旧の聖書を頭から端まで読んでいる人はめったにいないし、仏教系にしても自分の所属が「○○上人」を信奉しているとしか知らない。
※ ※ ※
もっと言うと――これは驚くべきところだが――、自分の所属宗派を愛しているように見えない人が多い。
彼らの多くは数年にわたってその宗派に奉仕しており、もはや引っ込みがつかない状態である。
すなわち、時間をかけて培われたしがらみと、奉仕に費やしたことによる無芸無趣味、そしてゆがんだ愛着。
これらがこんがらがって、前にも後ろにも勧めない状態に陥っているのだ。
突き詰めれば、彼ら入信した人の多くが愛しているのは、教義ではなく自分である。
だから、いつまでも宗教に対して無知でいられるし、自分のところの宗派のごく細かな知識や指導者の動向さえ気を配っていればいいのだ。
そして、自分が信じ、人生を費やしてしまったものが正しいという確証を得たいがために、新たな入信者が来ることを望むのだ。
●その他個人的な見聞
・彼らの職業
何をやっているのか判然としない人が多い。ただ、自分が知る限り、肉体労働者が多い。
派遣の日雇いであったり、自販機のドリンクの補充であったり、ライン工であったり。
いわば「未熟練労働者」が多く、職人や専門家は見たことがない。
・野球部
自分を勧誘してきた人は、なぜか元野球部がしばしばいる。
これは、単に日本で人気のスポーツが野球だからだろう。
・気弱で不器用そうな人が多い
あくまで自分の印象だが、全般的な能力が高くなさそうな人が多い。
具体的に言うと、学校の成績は得意教科以外みんな平均以下で、組織に所属したらノロマなためおちょくられ、結婚したら妻の尻に敷かれるタイプである。
もっと言うなら、トラックに荷物を積み込む仕事とかは必要以上に丁寧にやってくれるけど、トラックの運転や整備はできない。そういった感じだ。
・地元から離れたことがなく、他の土地を知らない
引っ越し経験はほとんどなく、また旅行にもいかない。生まれてから、進学、そして入信するまで、ずっと同じ地域で過ごしている。
・独身である
全員に聞いたわけではないが、自分の知る限り結婚している人はいない。
・小さいころの生育環境に仏壇があった
小さい頃に身近だったものは、たとえなんでもないものであっても懐かしく感じるものだ。
その懐かしさが仇となり、無意識的な心地よい気分につながって、無批判、無条件の入信への原因となるのなら、小さい子供のいる環境には仏像、十字架、その他イコンを置かないという法規制が、必要になってくるだろう。
宗教勧誘する人か、
返信削除自分には想像出来ない部類の人だな。
昔、職業訓練で創●二世の人と話したけど、
生まれる落ちる前から、
親に信徒として登録されたという話は、
親として正気じゃないと感じた事があるな。
まあ、捌けていた人だから、
ある意味、自分の事を創●のエリートと皮肉っていたが、
子供という弱者に選ばす権限がないのは駄目だと思う。
まあ、宗教勧誘の人のイメージだけは悪いよな。
会社で言うなら営業で、
営業って、裏の人間性はクソな人もいるが、
基本、魅力的な表バエーするけどな。
ヒットラーSSとかも、見た目、超いいし。
逆に、一流のビジネスパーソンみたいな、
宗教勧誘の人の話を聞いてみたいと思う今日この頃。