どうも。
最近ゼクスプレイヤーというのは、「ホロ」を人一倍追い求める生き物らしいと気づいた俺だ。
今日は、ちょっと前(2月21日)に販売された、
スタートダッシュデッキ「エンジョイ!ノスフェラトゥ」
を使用した雑感を書く。
ちなみにゼクスは超がつく初心者だ。なので大したことは語れないので、マニアックな記事を所望のアニキはブラウザバックしてもいいと思うぞ。
▲このデッキの二人いるヒロインの一人(百合相手)。墓地肥やし要員。
回した感想は一言。
むずかしい・・・ とくに墓地管理。
このかわいらしい女の子を前面に押し出した、今回のスタートダッシュデッキは、トラッシュ(墓地)の内容によって効果を発揮する「ノスフェラトゥ」というカテゴリーだ。
「ノスフェラトゥ」カテゴリーの中の、種族「墓城(ぼじょう)」。これが、デッキの軸だ。
墓城は、トラッシュの枚数が多ければ多いほど、質が高ければ高いほど良さげな効果を発揮する。
だから、墓地を肥やして展開しつつ、大型のクリーチャーのコストを「踏み倒し」て出すのが、ジャスティスになっている。
例えばこの子。
[起]【有効】スクエア【コスト】無0
【効果】相手のチャージにカードがあり、あなたのトラッシュにカード名に「墓城」を含むカードが4枚以上ある場合、あなたのトラッシュにあるコスト3以下のゼクスを1枚選び、リブートでゼクスのないノーマルスクエアに登場させる。この能力はあなたのターンにしかプレイできず、1ターンに1回しかプレイできない。
ふっふっふ、これでも「墓地は手札」のパワーワードを持つ遊戯王民出身。
と思ったのは一瞬。
初心者だとね、もう、フィールドの相手の動きを追ったり自分のカードの効果の確認で精いっぱいなの。
墓地まで意識が回らないのよ。だから、墓地を参照するカードの「効果の発動」をよく忘れるのよ。
[常]絶界(何人たりともこのカードをカードの効果で選ぶことはできない。)
[起]【有効】スクエア【コスト】あなたの手札とあなたのチャージにあるカードの中から、カード名に「墓城」を含むカードを3枚トラッシュに置く。
【効果】ノーマルスクエアにある相手のゼクスを1枚選び、チャージに置いてよい。
あなたのトラッシュにあるカード名に「墓城」を含むゼクスを1枚選び、リブートでゼクスのないノーマルスクエアに登場させる。この能力はあなたのターンにしかプレイできず、1ターンに1回しかプレイできない。
それに、このデッキの切り札(10歳で成長が止まった13歳児設定)が、どうも決定打にかけるような気がする。
相手を疑似的にバウンスする効果と、墓地からの特殊召喚の効果は強いのだが、相手のライフを削り切れない。
1点(ゼクスはライフを点で表す、ゲーム開始時のHPは4点)は取りに行けるのだが、そこで終わってしまう。
特殊召喚できる「墓城」に強力な制圧力を持つものがなく、返しのターンで逆襲されてしまうのだ。
●総評
総評を言えば、「そんなに強くないデッキ」で、あっていると思う。これは私だけでなく、他の「墓城スタートダッシュデッキ」を使っているプレイヤーの戦果もかんばしくなかったようだから、たぶんまちがいじゃない。
では「スタートダッシュ」の名から感じられる要素、つまり初心者向けの構成かと問われたら、そんなことはない、と断言できる。
墓地を肥やさないと始まらないデッキの性質に、簡明とは言えない踏み倒し条件、苦労して出してもそんなに強いとは思われないカード。
うまくやれば8マス(ゼクスは3×3のマス目の奪い合いだ)を埋められるが、初心者にそんな技術はない。
初心者向けというより、ガチ勢が「これは初心者向けじゃない」とあーだこーだ言って盛り上がるための構成にしか見えない。
いや、いちおう言っておくと、このデッキを使いこなせるようになったら、かなりゼクスがうまくなるはずだ。
そういった意味では「初心者向け」と言えるかもしれないが、そんな、最初に鍛えにかかる新入社員研修じゃないんだから・・・
▲公式サイトより借用。ゼクス初心者向けではなく、ゼクスガチ勢だけど「ノスフェラトゥ」デッキは初めて使う、って人向けだと思う。
もう一つこのスタートダッシュデッキで不満を挙げるなら取扱説明書がないことだろう。
なるほど、現在はたしかに、ペーパレスの時代だといわれている。
しかし、これは500円のポケカデッキではない。2000円の構築済みデッキである。
せめて、遊び方が書かれたホームページにすぐ飛ぶURLの紙ぐらいいれてよ・・・
まあ、遊戯王のスターターデッキと違って、ひと箱買えばちゃんとデッキとして機能するのはいいところだけど。
以上
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