2018年12月11日火曜日

ポケカGXスタートデッキはどこまで戦えるか?



今年話題のポケモンカード。あまりにも売れすぎて年末になってさえ品薄の状態だが、ふと気になったことがある。


 
火付け役となった500円デッキは、いったいどのくらい戦えるのだろうか?
 
500円、という値段は、確かに他のカードゲームに比べてかなり安い。
 
しかし、戦えなければ意味はないのだ。
 
気になったらなるべく実行したい性分なので、ちょっと秋葉原に行ってバトってきた。
 
使うデッキは「ラプラスGXデッキ」をベースに、「ライチュウGXデッキ」から必要なカードを選抜したものだ。GXデッキ以外のカードは足していない。
 

「GXスタートデッキ水ラプラス」+α デッキレシピ

 
 

ポケモン 19枚

ラプラスGX 1
ワニノコ 3
アリゲイツ 3
オーダイル 2
ホエルコ 3
ホエルオー 2
パルキア 1
ナマコブシ 1
ハギギシリ 1
タイプ:ヌル 1  
ジジーロン   1
 

グッズ 14

アクアパッチ 2
きずぐすり  2
ネストボール
ハイパーボール 2
ふしぎなアメ 2
ポケモンいれかえ 2
  

サポート 8

ハウ
ポケモンブリーダー 2
リーリエ 2
ククイ博士 1
  

エネルギー 18

ダブル無色エネルギー
基本水エネルギー 16
 

元のスタートデッキから交換したカード

OUTカード  →  INカード  
タッツー×1  →  ジジーロン×1
ポケモンキャッチャー×2 → ネストボール×2
イリマ×2   →  ハウ×2
マーマネ×2  →  ダブル無色エネルギー×1 ククイ博士×1
 

 
ネット上にはGXデッキ改良がいくつもあるが、そのほとんどは原形がない魔改造と言って差し支えないものだ。
 
今回は、あくまでスタートデッキのみの力で戦う。実はポケカ20年ぶりで、どんなカードがあるのかよく知らないというのもあるしな。
 
それでも、本当は遊戯王のストラクチャーデッキみたいに、同じラプラスデッキ×2で組みたかった。あらゆる店でことごとく売り切れで手に入らなかった・・・
 
 
 
それにしても、これほど人気ということは、それなりには強いに違いない。

さあ、バトルしようぜ!
 

 

対戦結果 三戦三敗

単色「GXギャラドス」軸   2-6
電気単色「GXサンダース」軸   2-6
エスパータッチ「GXルガルガン」軸   2-6

(横の2-6は、こっちと相手の、それぞれのポケモン撃破数)




まあその、わかりきっていたことだが、見事に全敗だぞ。
 
スタートデッキを回していて思ったのは「動きが非常に遅い」ということだ。
 
 


ハウという、3枚ドローのカードを4積みして、他にもドローソースをいれてもなお、相手より展開が見劣りする。
 
こちらが、たねポケモン2匹をベンチに展開しているときに、相手は進化先のポケモン3体が並んでいたりする。
 
 

 
みちしるべ  
自分の山札にあるポケモンを2枚まで、相手に見せてから、手札に加える。そして山札を切る。

スノーアイス 20
 
 
 
例えばこの「アローラロコン」。エネルギーなしで技を使えるという時点で頭がおかしい効果だが、さらにポケモンをサーチときている。
 
あまりにも面食らったため、バトル後すぐに4枚買い求めたぐらいだ(そしてこの壊れカードが80円という安価)。
 
 
 
他に出戻りした人間が面食らうのは、ポケモンのダメージ量が半端ないということだ。
 
わざの威力がインフレをおこしていることは、テキストを見れば一目瞭然であったが、それでも、おかしな威力が飛んでくる。
 
被ダメージ240(それも毎ターン)とか、普通にたたき出しやがる。


うちのGXラプラスが、一撃なんですけど・・・



そのため必然的に、HP回復アイテムが意味をなさない。なぜならHPが0か満タンかの状態しか、ないからだ。

ワンキルが基本って、ゲームソフトのポケモンの廃人環境と、同じじゃないですかヤダー


対戦結果が2-6と、こちらも必ず2体は倒せているのは、別にこっちの善戦のためとかではない。
 
ようは相手が、2体で時間稼ぎしている間に、きっちり殺しにかかる準備をしているからだ。
 
壁ポケモンで場を整えてから、きっちり殺しにかかるって、ゲームソフトのポケモンの廃ry
 
まあ、見方を変えれば、原作をきっちり再現している、とも言える。
 
初心者、出戻り組には厳しい世界だけどな!
 
 
 

 
▲大会参加賞のサンダース
 

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