今年話題のポケモンカード。あまりにも売れすぎて年末になってさえ品薄の状態だが、ふと気になったことがある。
火付け役となった500円デッキは、いったいどのくらい戦えるのだろうか?
500円、という値段は、確かに他のカードゲームに比べてかなり安い。
しかし、戦えなければ意味はないのだ。
気になったらなるべく実行したい性分なので、ちょっと秋葉原に行ってバトってきた。
使うデッキは「ラプラスGXデッキ」をベースに、「ライチュウGXデッキ」から必要なカードを選抜したものだ。GXデッキ以外のカードは足していない。
「GXスタートデッキ水ラプラス」+α デッキレシピ
ポケモン 19枚
ラプラスGX 1ワニノコ 3
アリゲイツ 3
オーダイル 2
ホエルコ 3
ホエルオー 2
パルキア 1
ナマコブシ 1
ハギギシリ 1
タイプ:ヌル 1
ジジーロン 1
グッズ 14
アクアパッチ 2きずぐすり 2
ネストボール 4
ハイパーボール 2
ふしぎなアメ 2
ポケモンいれかえ 2
サポート 8
ハウ 4ポケモンブリーダー 2
リーリエ 2
ククイ博士 1
エネルギー 18
ダブル無色エネルギー 2基本水エネルギー 16
元のスタートデッキから交換したカード
OUTカード → INカード
タッツー×1 → ジジーロン×1ポケモンキャッチャー×2 → ネストボール×2
イリマ×2 → ハウ×2
マーマネ×2 → ダブル無色エネルギー×1 ククイ博士×1
ネット上にはGXデッキ改良がいくつもあるが、そのほとんどは原形がない魔改造と言って差し支えないものだ。
今回は、あくまでスタートデッキのみの力で戦う。実はポケカ20年ぶりで、どんなカードがあるのかよく知らないというのもあるしな。
それでも、本当は遊戯王のストラクチャーデッキみたいに、同じラプラスデッキ×2で組みたかった。あらゆる店でことごとく売り切れで手に入らなかった・・・
それにしても、これほど人気ということは、それなりには強いに違いない。
さあ、バトルしようぜ!
対戦結果 三戦三敗
水単色「GXギャラドス」軸 2-6
電気単色「GXサンダース」軸 2-6
エスパー悪草タッチ「GXルガルガン」軸 2-6
(横の2-6は、こっちと相手の、それぞれのポケモン撃破数)
まあその、わかりきっていたことだが、見事に全敗だぞ。
スタートデッキを回していて思ったのは「動きが非常に遅い」ということだ。
ハウという、3枚ドローのカードを4積みして、他にもドローソースをいれてもなお、相手より展開が見劣りする。
こちらが、たねポケモン2匹をベンチに展開しているときに、相手は進化先のポケモン3体が並んでいたりする。
みちしるべ
自分の山札にあるポケモンを2枚まで、相手に見せてから、手札に加える。そして山札を切る。
スノーアイス 20
例えばこの「アローラロコン」。エネルギーなしで技を使えるという時点で頭がおかしい効果だが、さらにポケモンをサーチときている。
あまりにも面食らったため、バトル後すぐに4枚買い求めたぐらいだ(そしてこの壊れカードが80円という安価)。
他に出戻りした人間が面食らうのは、ポケモンのダメージ量が半端ないということだ。
わざの威力がインフレをおこしていることは、テキストを見れば一目瞭然であったが、それでも、おかしな威力が飛んでくる。
被ダメージ240(それも毎ターン)とか、普通にたたき出しやがる。
うちのGXラプラスが、一撃なんですけど・・・
そのため必然的に、HP回復アイテムが意味をなさない。なぜならHPが0か満タンかの状態しか、ないからだ。
ワンキルが基本って、ゲームソフトのポケモンの廃人環境と、同じじゃないですかヤダー
対戦結果が2-6と、こちらも必ず2体は倒せているのは、別にこっちの善戦のためとかではない。
ようは相手が、2体で時間稼ぎしている間に、きっちり殺しにかかる準備をしているからだ。
壁ポケモンで場を整えてから、きっちり殺しにかかるって、ゲームソフトのポケモンの廃ry
まあ、見方を変えれば、原作をきっちり再現している、とも言える。
初心者、出戻り組には厳しい世界だけどな!
▲大会参加賞のサンダース
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