セルフのガソリンスタンドにおいて、
給油許可ボタン
が押せるようになる資格、危険物乙4を受けてきた。なんで受けたかって? 個人的な趣味だ。
それで、結論を言えば、多分合格したけど、個人的に気に入らなかった問題が2点ほど。
一つは、水素イオンに関する問題で、大雑把に言うと
「酸性の水域において、イオン化指数が大きいほど鉄は錆びやすいか?」
が正しいかどうか、考える問題だ。
これ、ぱっと見は「錆びやすい」って答えそうになるんだけど、よく見てほしい。
「濃度」が高いではなく、「指数」が大きいと、書いてあることだ。
酸性アルカリ性は、ご存知のようにphで表される。
phの値が7より小さいと酸性、大きいとアルカリ性だ。
「濃度」と問われているなら、「鉄は錆びやすい」で大正解だが、「指数」と問われるなら、数が大きいほど強アルカリ性なので、「錆びにくい」と答えなければならない。
この引っ掛け問題に、見事に引っかかったぜ。
もう一つは、羅列された原子の中から、
中性子の数が7であるものを選ぶ
問題だ。
中性子が関わる問題なんて、俺が解いた模擬試験(それなりの数こなした)には1つたりとも出てこなかったし、教科書でも見たことない。そもそも、乙4危険物にほとんど関係ねーじゃん。
幸い、問題文作成者が慈悲を発揮したのか、原子の横に原子量と原子番号を書いてくれていたので、なんとか事なきを得たのだった。
(中性子 = 原子量 − 原子番号)
試験の自己採点の結果は、
消防法 15/15
基礎的な化学と物理 6/10
危険物の性質と消火方法 7/10
だ(それぞれ6割正解で合格)。化学と物理がちょっと怪しいな。
※12月10追記
無事に合格した。
合格したんだけど、送られてきた正答率が、俺の答え合わせの結果と何一つあってなくて不満。
だいたい、なんだよ法令の正答率86%って。なんで15問の問題数で、その数値が出てくるんだよ。
12.9問正解(15×86%=12.9)とかあんのかよ。
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