荒川線(あらかわせん)は、新宿区の早稲田から荒川区の三ノ輪橋までを結ぶ、路面電車だ。
だいたい、23区の北西方向に弧を描くように走ってるんだけど、それの端から端まで乗ってきた。
これが早稲田駅。早稲田大学が目と鼻の先にある。
電車は、運転士1名で運用されるワンマンカーで、バスみたいに前から乗って後ろから降りる。
先払いで、1乗車につき170円である。安い。
時に車と並走しながら、都心部の間を走り抜けてゆく。
発車のとき、チンチン音を鳴らす。昔のチンチン電車を踏襲しているわけだな。
各停留所の間は、だいたい200~600メートルほど。バスのように、乗降客がいないと通りすぎる。あ、降りる合図には昇降ボタンが使われるぞ。これも、バスと同じ。
やはり、車の信号機との兼ね合いがあるから、停止が多い。
50分も乗れば、荒川区に入り、区役所の前などに止まる。
ちょうど1時間で、終点の三ノ輪橋駅についた。
路面電車は絶滅危惧種と思いきや、なんやかんやで生き残っている。
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