通常召喚できるレベル4モンスターの攻撃力は、現代では2000が一つの基準になっている。
2000とか1900が優秀で、1800が及第点、1700だとちょっと物足りなくなる。
これが2000年ぐらいだと、1600が合格点だった。
それ以上も、カードとしてあるはあったが、子どもではなかなか手に入れられないレアカードで、普及していなかった。
ところが、そんな時代。攻撃力2200の、ノーマルカードがあった。
それが、《地雷蜘蛛》だ。
このカードの攻撃宣言時、コイントスで裏表を当てる。
当たりの場合はそのまま攻撃する。
ハズレの場合は自分のライフポイントを半分失い、攻撃する。
《地雷蜘蛛》のこの破格の攻撃力は、恐ろしいデメリットゆえに与えられたものだった。
コイントス。
50パーセントの確率で、ライフが半減するこの効果は、子どもにはずいぶん恐ろしく、少なくとも自分はデッキに入れてなかった。
このカードは真の活用法は、攻撃表示のままそのまま攻撃せず、2200の壁として立たせておくことだが、小学生にはそんな使い方、思いつかんよ・・・
それに、コイントスに失敗したら攻撃できないと思ってたし。
さて、見目麗しいとはいえないこのカードだが、じつはアニメでの出演が多い。
初代では、迷宮兄弟のどっちか(どちらかは忘れた)の手持ちだし、5Dsでは、序盤のデュエルの解説役氷室さん(彼をリンクスに実装してくれよー頼むよー)の主力カードであった。
なお、スマホゲームのリンクスで、昆虫デッキではなく「コイントスデッキ」で見かけたことがある。
レベル4で攻撃力2200は今での強いので、活躍の機会があるようだ。
もっとも、「コイントスデッキ」自体が、ネタデッキなのだがな!
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