2018年10月29日月曜日

安価デッキ ヴァイスシュヴァルツ「このすば」爆裂キャベツ


 
生活に野菜が足りないと、常々私は思っていた。

一人暮らしの男にとって、野菜は不足する食材だ。

優先度で言えば野菜<<肉<<<<<<酒であり、日々の生活においては、ベジタブル選手は下位打線に甘んじざるをえない。
 


 
それでも私のような、健康に気をつかうメンズは果汁を使った缶チューハイでビタミンを採ろうと努力しているが、いかんせん限界がある。
 
野菜が欲しい。特に葉物野菜が。
 
そう思っていたある日にあさったストレージ。それは天啓に等しい発見であった。
 
 

永続効果:このカードと同じ名のカードは、デッキに好きな枚数入れることができる。
自動効果:あなたのクライマックスフェイズの始めに、そのターン中、このカードのパワーを+X。Xは他のあなたの前列の「キャベツ」の枚数×2000に等しい。
自動効果:このカードの与えたダメージがキャンセルされた時、あなたはこのカードをストック置場に置いてよい。

 
 
 
そう。日々の生活で野菜が不足するのなら、そしてそれを取るのがむずかしいのなら、違う形で取ればいいのだ!
 
とゆうわけで今日は、キャベツをふんだんに取り入れたデッキ。
 
 
 

●デッキレシピ

 

LV0

 ジャイアント・トード ×3  デメリット持ちのアタッカー 
 
 “嬉し気な”ウィズ ×2   前列の攻撃力UP
 
 カズマ ×4  1コスト手札切りでデッキトップ3チェック回収
 
 博士 ×2   レストで「デストロイヤー警報」回収
 
 

LV1

 キャベツ ×22  メインアタッカー、キャンセル時にストックに出荷
 
 “動揺”めぐみん ×1  相手の早出し対策
 
 

LV2

 “走り出せ”めぐみん ×4 CXシナジーで、控え室のカードをストック送り&デッキトップ回収
 
 

LV3

 “リッチー”ウィズ ×2 デメリット持ちの早出し&クロック回復
 
 デストロイヤー警報 ×2 全ての相手にお帰りいただく(LV4は除く)
 
 

CX

 爆裂魔法 ×4 扉 攻+1000 ソウル+1
 
 新・爆裂魔法 ×4 扉 攻+1000 ソウル+1
 
 
 
このデッキの方針は、キャベツの群れで殴ってストックを貯めて――
 
 
 
 
 
永続効果:他のあなたの、《冒険者》か《魔法》キャラ1枚につき、このカードのパワーを+500
 
自動効果:CXコンボ このカードがアタックした時、クライマックス置場に「新・爆裂魔法」があるなら、あなたは自分の控え室のレベル1以上のカードを1枚まで選び、ストック置場に置き、自分の山札の上から1枚を公開する。そのカードのレベルが1以上なら手札に加える(クライマックスフェイズのレベルは0として扱う。そうでないなら元に戻す)
 
 
 
この二枚のシナジーでキャベツを回収しつつ更にキャベツをストックへ出荷して――
 
 
 
 
相手のレベル3以下のキャラすべてを、山札に戻し、相手はその山札をシャッフルする。このカードをクロック置場に置く。
 
 
この、遊戯王で言うところのサンダーボルトで相手の場を一掃、殴り勝つ作戦だ。

制作費は全部で2496円。リアルキャベツを22玉買うより安いぞ!!!
 
 
 
 
自宅のストレージから草をモチーフにしたスリーブも用意して、さっそく対戦だ。

 
  

●対戦結果 4戦2勝2敗

 
・FGA()アストルファ軸 〇
・ごちうさ() ×
・リトバス(黄タッチ)春留佳・佳奈多軸 ×
・ノーゲイム・ノーライフ(黄タッチ) 〇

 
 
 
このキャベツの勝ち筋は、なんといっても「キャベツを無事ストックに出荷できるか」である。
 
出荷できないとストックがたまらず、コストが9もかかる「デストロイヤー警報」がぶっぱできない。
 
逆にストックがたまっている場合、相手は警戒感を抱かざるを得ない。迂闊にコストのかかる高レベルキャラを出そうものなら、デッキに帰されてしまうからだ。
 
いわば、大量のキャベツが抑止力になっているわけだ。やったね、キャベツ!
 
 
 
ここで、そのキャベツがストックへ送られる点について注意を少々。
 
 
 
自動効果:このカードの与えたダメージがキャンセルされた時、あなたはこのカードをストック置場に置いてよい。
 
 
ダメージがキャンセルされてストックに送る場合、もし前面の相手キャラをパワーで上回っていたとしても、相手をリバースさせることはできない。
 
つまりリバース処理が行われる前に、キャベツがストックに行ってしまうため、相手をリバースさせることはできないというわけだ。
 
当初私は、相手を倒してストックにも行けると考えていたため、これに気づいたときは結構痛手であった。
 
もし当初自分が考えた通り「動き」ができたのなら、もう少し戦えたはずだった。まあ、自分の都合のいいようにカードテキスト読みかえるなんて、デュエリストには日常茶飯事だから、たまにはいいよね?
 
 
 
あと、「“走り出せ”めぐみん」のテキストの説明もしておこう。
 
 
 
自動効果:CXコンボ このカードがアタックした時、クライマックス置場に「新・爆裂魔法」があるなら、あなたは自分の控え室のレベル1以上のカードを1枚まで選び、ストック置場に置き、自分の山札の上から1枚を公開する。そのカードのレベルが1以上なら手札に加える(クライマックスフェイズのレベルは0として扱う。そうでないなら元に戻す)
 
 
 
この効果を発動した時、控え室にレベル1以上のカードがなくても、あとのテキストの効果を発動できる。
 
「レベル1以上のカードを1枚まで」、なので、0枚を選んで、あとの効果を発動することができるのだ。
 
 
 
以上。

今説明したカードの効果処理は、裁定が変わる可能性も皆無ではないので、それだけは付け加えておく。
 


初手に欲しいジャイアント・トード。LV0でパワー4000。遊戯王で言えば、星4で攻撃力2400だけどデメリットがあるアタッカーってところ。

 
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