
ディオとメルの力を認めたノルンは、二人を彼らの屋敷へと戻す。
そこで、最後の時が来る。
自分の前世を倒してしまったディオとメルは、因果律によって消え去る運命にあるのだった。
「あなた(プレイヤー)」に最後の礼を言い、消え去るディオとメル。
そこからは、さらに続きがあるのだが、書かないでおく。
気になる人は、自分で調べるなり、プレイするなりを、したらいいと思う。
まあ、大方予想通りの結末ではあるのだが。
ちなみに小説版では、ディオとメルの育ての親の描写がきっちりしているので、よい塩梅になっている。更に別巻で後日談もあるのだが、これもまたよい。アマゾンで配送料より安い値段で手に入るはずなので、興味があったら手に取られたい。
さて、ここまでやりとげた感想だが――
ようやく肩の荷が一つ下りた感じだ。
やろうやろうと思って十数年。このブログを預かり、引っ越して、心境が整い、いろいろ時間ができてようやく、目標を達成した形だ。
実はこの作品、去年(2016年)の9月にはクリアしていたのだが、どう文章をまとめていいかわからず、ついでに携帯の機種変更で画像がアプリからアップできなくなり、風邪もひいて、ずっとのびのびになっていたのだった。
男女の双子の子どもが自分の心を取りもどしていくというストーリーがツボに入り、自分の人格形成にも少なからぬ影響を与えたこの作品を、こうしてやり遂げたのはうれしく思う。
実はこの文章を書いているときも、しばしば感慨にふけって手を止めたりしている。
思えばこのゲームを始めたとき、自分はディオとメルより年下だった。それが今では、ディオスとメルティアより年上だ。
あるサイトで、「前半の対象年齢は12歳 後半の対象年齢は32歳」という紹介があった。もっともだと思う。
0 件のコメント:
コメントを投稿