2017年はこちらから
さて、前年に続いて二回目の三沢基地航空祭である。押し寄せる現地人の荷物チェックでくたびれているアメリカ兵の荷物チェックを受けて、いざ、入場だ。
東のはしにあるファルコンゲートから入場した場合、まず見える飛行機はこれになる。
E-2Cホークアイ早期警戒機は、有名なベレンコ中尉の事件ののちに配備されたものだ。
プロペラの枚数が増えた改良型も、展示されていた。
今回の目玉はこれだ。
今では飛行機に詳しくない人にも名を知られた、F-35戦闘機だ。
おそらく日の丸を書き入れる予定の、丸印がついている。
それにしても、ずんぶりした胴体してるよな・・・
もとの設計が30年前のF‐16の方が、新型に見えるぜ。
さて、今回は毎年行われている、飛行展示がすべて中止であった。米軍の司令によるデモフライトもブルーインパルスも、行われなかった。
なんでも、その数日前におこった北海道の震災の支援の関係だそうだ。
ここまで4時間、下道を車で走って来た身としては至極残念であるが、しかし、これは悪いことではない。見世物がない=客足が減る=飛行機が間近で見れる、だ。
とゆうことで、グローバルホークも近くで見ることができた。イラク戦争で投入され、無人機の知名度をあげた機体だな。
初めて見たが、意外にでかい。とくに主翼が長く、スマホカメラに収まりきらないほどだ。
どうもこの飛行機、アメリカ人にもめずらしいらしく、メディックのおねーさんがカメラを撮っていた。
有名どころで言えば、これも来ていた。
オスプレイも始めて見たけど、こいつもけっこうでかい。
この大きさで垂直離陸って、今の技術じゃ難しいのじゃないかな。
といっても個人的には、こうゆう練習機のほうが好きだったりする。
T-4練習機は文字通り練習をするための飛行機だ。他にも基地間の業務連絡にも使われる。
めずらしい任務として、東日本大震災の時、機器を積んで放射能測定をしたりもした。
飛行機以外ではこんなのもある。
20ミリ対空機関砲も、去年の展示にはなかった機材だ。『プライベートライアン』の最後に出てきたティガー戦車と一緒に現れた手押しの機関砲の子孫と思ってもらえば、正解だ。
ミサイルがある時代に機関砲? と思われるかもしれないが、弾幕を張る、という意味では、バルカン砲のほうが有効だ。
もちろん、ミサイルの展示もあった。これは短距離用の地対空ミサイル。
空対空ミサイル
屋台の佐世保バーガー。一〇〇〇円。ものすごくおいしいものではないが、たまに食べたくなる味。
飛行機以外の乗り物も紹介しておく。
空自の消防車
米軍の消防車
このごみ箱の配置頭いい
除雪ドーザー バケット(土すくう部分)の上げ下げを体験操作させてもらった。
最後はやはり飛行機で。
離陸直前の飛行点検機。
飛行点検機ってのは、地上の航法設備とかが動作するか、空から確認するための機体だな。
地味な飛行機だけど、この日は飛んでいる飛行機がないものだから、離陸を見ようと人だかりができていた。
地味とはいっても軍用のジェット機、飛び立つ姿はかっこよかったぞ。
さて、ひとしきり見学が終わったら、風呂だ。
三沢航空基地から、歩いて15分後度のところにある。値段は350円と安めで、サウナや露天風呂もある立派な銭湯だ。
航空祭とともに、近くに来たらお試しあれ。
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