遊戯王は20年の歴史があるが、これだけ続くと弱くてマイナーでネタにもならないカードが無数に生まれた。
▼効果
フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動する。選択したモンスターの守備力はエンドフェイズ時まで500ポイントダウンする。
登場は2000年発売のパック「マジック・ルーラー」。このパックは「ハンデス三種の神器」などの、数々の犯罪級のカードを生み出したが、明確なハズレもあった。
守備力500ダウンと言う数値は、当時ですら凡庸な値だったし、そもそも同じパックに、700アップする上に速攻魔法な《突進》と《頼もしき守護者》が収録されていた。
おせじにもかっこいいデザインではなく、友だちとのトレード用としての価値もない。
原作アニメで使われたカードというわけでもないので、ファンデッキにも入らない。
なぜか、時がたった2010年に「トーナメントパック」で再録されているのが、唯一のネタ要素だろう。
ただ、筆者は、2軍デッキには入れていた。当時では貴重な、「ステータスに干渉するカード」だったからだ。
もっとも、《突進》の頭数がそろってくると、真っ先に抜かれたのだが。
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