2017年12月3日日曜日

カレーを求めて100キロ

 ついに、ついに、最後のカレーを食べてしまった。
 
 
 

 カレーというのは、ココイチのカレーのことである。
 
 今滞在している岩手県宮古市。最寄りのココイチのカレー屋まで、山を10コほど越えた先にある。つまり普段は食べにいけない。
 
 本来のおうちがある関東に帰ったときに、食いだめ&レトルトの買いだめをするのだが、残念ながら年末まで帰る予定がない。すなわち、おおよそあと一ヶ月、我慢をしなければならないのだ。
 
 そんなの、絶対、おかしいよ・・・
 
 もう我慢できないの・・・
 
 
とゆうわけで週末、山を10コほど越えた先にあるココイチのある町に行ってきた。ココイチのある町、またの名を盛岡市という。
 
 



 
 宮古市と盛岡市の間には、国道106号ってのが通っている。おおよそ92キロの道のりだな。
 
 場所によっては2000メートル級の山に挟まれていて、しかも40度近く曲がるカーブが7~8回連続で続いている。道はもちろんせまい。
 
 以前車で関東に帰ったとき、このルートも選択肢の一つだったのだが、結局海沿いの道を使った。この、マリカー64のチョコマウンテンみたいなコースを、地元民は80キロ近くで飛ばすからだ。
 
 まあ今回は、法定速度を忠実に守る路線バスの後ろにひっついていったから、とくにスピード感は感じられなかったが。
 
 ちなみにこの路線バス、併走するJR山田線とルートがだだかぶりし、目的地もいっしょという隙のなさだ。JR的にはバス会社に業務を委譲し撤退したいみたいだけど、地元的には鉄道も残して欲しいのだ。すなわち、赤字路線を運行し続けてって話だな。
 
 しかしJRもささやかな抵抗をして、二年前に起こった土砂崩れを二年間かけて復旧し、赤字路線を完全に開通させたくないという意思表示を示した。仕方ないね、JRも営利企業だもんね。
 
(JRのために書いておくと、事故現場は難所で、確かにそうカンタンには復旧できない地点にあった)
 
 
 そんなこんなで2時間ぐらい走れば、無事盛岡につきました。
 

 沿岸部より、内陸部のほうが雪が降る
 
 
 ほら、雪景色。その名も岩手山。世界のイワテの名を冠する山だ。スパロボのバンプレイオスとかかな?
 
 
 
 
 ほーら、ココイチだ。岩手県は土地が安いから、石造りの立派な建物が建てられるのだ。
 
 
 うそです。
 
 

 
 本当は、「岩手県立美術館」って建物だ。「エリック・カール展」に行ってきた。エリック・カールってほら、「はらぺこあおむし」の人。
 
 
 それにしても、今見るとちょっとこわいな
 

 うむ、なつかしいな。昔持ってたよな。「本に穴が開いている」って、幼心に斬新だった。
 
 
といっても館内は撮影禁止だから、みやげぐらいしか写せるものがないんだけどな。
 
 
 
 この絵は、技法的には「コラージュ」で、色を塗った紙を切り貼りして作る。作者のエリックはピカソやシュルレアリスムの影響を受けているそうだ。

  
 コラージュと聞いて、蓮コラや外道ベイビーを思い浮かべる筆者の心は汚れている。
 
 
 さて、おなかもぺこったところで、本日のメインに行きますか。
 
 
 場所は北上川に程近いところにある店舗だ。
 


 
 いただきます!
 
 
 ちなみにこれ昼飯だけど、大盛りで頼んだから、今日は寝るまでこの一食で持たせる予定。




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