2019年2月4日月曜日

出張先でもプラモ 第12回 ヴィクトリーガンダム (バンダイ「バトルモビルスーツコレクション」)レビュー付き

最近プラモ界隈で、『Vガンダム』が熱い。




V2アサルトバスターガンダムに、ガンイージ、ガンブラスターも来た。

とゆうわけで俺も流行に乗って、Vガンダムを作ることにしたのだ。



旧キットだけど。

出張先でのプラモ12回 ヴィクトリーガンダム (バンダイ「バトルモビルスーツコレクション1」)



さっそく中身を確認。



▲林のイラストも「パーツ」です


サイズは1/144。HGUCシリーズと同じだな。




具体的なパーツ構成はこんな感じ。古いキット(1993年)だが、色分けもちゃんとされている。





説明書。






簡単なキットかと思ったら、説明書の一番上からいきなり面食らう。

つまりどういうことかというと、パーツをランナーから切り離して組むのではなく、パーツをランナーにつけたまま組んでから、切り離すのだ。




こんな風に、本を閉じるように組む。





この方法の利点はパーツを切り離す際、二つのパーツを一回の動作で切り離すことができることだ。


なので、ほとんどワンタッチで、複数のパーツを組むことができる。

あ、でも、胸の部分は、この方法では前面と背面のパーツが取り付けにくい。別個に切り離して対応したほうがいいだろう。



脚のパーツ分け。最近のガンプラでは、あまり見ないポリキャップをしている。



ここまで組むまで30分強。






完成! 背景の林がちっちぇえ!



いちおう、原作アニメ序盤を彷彿とさせる針葉樹だけど、ガンダムよりちょっと大きいだけじゃあなあ・・・





まだ、観葉植物を背景にしたほうが、栄えるかもしれない。




●可動範囲



いちおう、両手でビームサーベルを構えられる。




脚はここまで開く。ドムとかみたいにでかいスカートがないから、結構可動範囲は広い。



 腕が!!!


ただ、腕が脱落しやすい。ぐりぐりポーズを決めようとするとすーぐはずれちゃう。




腕の、ビームシールドとかをとりつける赤い部品は、ちゃんと引き込み式になっている。




ほんで、ビームシールド。

アムロがいたころのガンダムしか知らない人には見慣れないかもしれないが、一年戦争から数十年後の時代には、シールドもビームになっている。




●レビュー

『Vガンダム』のガンプラは、連邦、ザンスカールともに少ないので、貴重なキットである。

とくにこのキットは値段も安い(定価500円)なので、ぱっと組んで楽しむにはちょうどいい。

ただ、古いキット(説明書によれば1993年製)なので、今の視点で見ると不満もある。



▲腕の部品にずれがある。

また、シールもやや貼りにくい。胸のところは、小さく切り離して貼ったほうがいい。

部品をランナーにつけたまま組んでから切り離すという手法も、あとでランナー跡をやすりがけしてきれいにするときに大変難儀する。組んだパーツが邪魔・・・

もし、今「ヴィクトリーガンダム」が欲しいな。と思ったら、HGUCのものを組むことをおススメする。

ただ、部品をランナーにつけたまま組んでから切り離す、の発想は、すごく面白いと思う。

今の技術でうまく実装して、組み立てる工数をはぶきつつランナー跡も処理しやすい位置に持ってこれたら、素晴らしいと思う。

とゆうか、バンダイならいつか製品化しそうだな、そういうキット。
 


▲銃は一体成型であり、モナカ構造ではない。つなぎ目消しがラクだ。


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