2022年6月29日水曜日

誕生日に入院――大腸摘出にむけて


 奇しくも誕生日に入院となった俺。

「潰瘍性大腸炎」って病気なんだけど、その患者のうち10%しか行き着かない「大腸摘出」とあいなってしまった。

「まあ、起こってしまったものは仕方ないから、入院生活をエンジョイしよう!」

というわけで、入院生活を快適にするために持ち込んだアイテムを紹介。



しょうゆ


「しょうゆ おいしい です」

と思うほど格別思い入れがあるわけではないけど、持ち込んでいる。

病院食が薄味だからだ。

他に、ふりかけも持ち込んでいる。病院食はおかずも足りないからな!




耳栓


あると便利なもの。

というのも、自分がいるのは相部屋なため、常時、


看護師と世間話をしたがるおっちゃん
長年の喫煙がたたって事あるごとにえづくおっさん
半ばボケたじいちゃん


などの環境音が聞こえて来るからだ。夜、快眠したければあったほうがいいぞ。

耳栓なんてどこで売ってるの? と思ったそこのあなた、病院の売店に取り扱いがある。あと、変わったところでは、自衛隊の基地の中の売店にもあるな。室内射撃するとき、耳栓がないと耳がキーンとなるから。




かかとが潰せる靴


院内は土足なんだけと、だいたいベッドの上にいるから、おトイレに行くときはいちいち靴を履かないといけない。

そんなとき、かかとが潰せて、サンダル感覚で履ける靴があると便利だ。

そこのトイレやシャワー室に行くときはかかとを潰して、階下の売店とかレントゲン室に行くときはちゃんと履いて行く、って使い分けができる。

問題は、看護師さんが履いている靴とクリソツというところだが、まあ、些細なことだな。




娯楽


手持ち無沙汰になりがちな入院生活の、心の慰め。

俺が持ち込んだのは、


プラモ、switch、本×2冊


入院は一週間ほどの予定なので、このぐらい娯楽があればいいと判断した。

この中での主力はもちろんswitchだ。配信されているソフトは無尽蔵だからな。

あと、積んでいた本が読めるのもありがたい。本って、トイレと電車ぐらいでしか読まないから…

問題があるとするなら、これらをおっぴろげて「どれからやろうか」と思案していると、やってきた看護師に「何してるんだろうこの人」と凝視されたことか。

特にプラモを見ていたのだけど、彼女はたぶん、16式機動戦闘車を見たことがなかったのだろう。



入浴セット



まあ、お約束だな。

自分の場合、体も頭も洗える石けんを見つけてきて、持ち込んだ。一本にまとめたほうがかさばらないからな。

ただ、洗顔石鹸は別個に持ち込んでいる。毛穴に汚れが溜まりやすい体質で、油断するとゴマみたいな角栓ができるのだ。




「枕が変わると寝られない!」

というわけじゃないのだが、入院した病院の枕が、


小さく
低く
詰め物が電気コードの皮をぶつ切りにしたもの


と3重に嫌いなタイプだったので、普段使いのものを持ち込んだ。




日記帳


まあ、記録用に。



以上 もしもこれから入院される方、快適な病院ライフを。

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