仕事をしてて、ふと思った。
「潮干狩り行きてぇな」
ちょうど、マテ貝やらハマグリやらをすなどる動画を見ていたのだ。
「家から日帰りで行ける場所にあるし、行ってくるか」
というわけで、行ってきた。
●場所
ふなばし三番瀬(千葉県船橋市)
●アクセス
京成船橋駅より京成バス「船橋海浜公園行き」乗車25分。終点下車
●事前準備
さて、潮干狩りにあたって、まずやることはなんだろうか?
くまでの調達? 休日の調整? それとも、採った貝の調理方法の思案?
まずやること、それは、その地域で「貝毒」が発生していないかどうか調べることだ。
貝毒は、簡単に言うと生物濃縮で毒が有害な域まで高められることなんだけど、困ったことに、見た目では毒入り貝と無毒な貝の区別はつかない。
なので行政は毎年、貝毒については調査、結果を公表している。アサリをすなどる市民は、その結果を自分で調べなきゃならない。
千葉県船橋市では… うん、ここ30年ほど貝毒の確認はされてないな。
貝毒について調べたら、次は干潮と満潮の時間を調べる。
もちろん、干潮の時間帯のほうが、単純にほじくれる砂浜の面積が増えるので、この時間帯を狙う。4〜5月だと、お昼ごろだ。
まあ、今回行く「ふなばし三番瀬海浜公園」は、セブンチケットでの事前予約制なので、指定された時間にしか入場できないのだが。
そんなわけで、4月23日(土)をアサリ狩りの日と決め、セブンイレブンでチケットを買う。
翌日には、会場最寄り駅の京成船橋駅にやってきた。ここからはバスを使う。
●現地入り
バス停の向かいに、ちょうどメガダイソーがあるので、寄る。
買うものは、アサリをお持ち帰りするためのクーラーボックスと、レインコートの下の部分、あと飲み物。
ふふふ。準備は整った。
そもそも、4月の下旬というこの時期を狙ったのは、考えがあってのこと。
ゴールデンウィークで、良い子たちにアサリやらハマグリやらが採りつくされる前に、こちらが採ってしまおうという魂胆だ。
いやー、良い子たちわるいねえ、俺がみんなとっちゃうかもねえ。
バスを降りる。海岸はすぐだ。
人多くねえ?
1時間前に来て、もうこれである。
もっと、無人に近い海辺を縦横無尽にほじくり返す予定だったのだが・・・
いちおう、今回の服装を説明。
●服装
・帽子
・長袖
・レインコート(下)
・長靴
帽子と長袖は、日射対策だな。当日は最高気温が26度あって、暑かったけど、夕方は海風が強くなるので、そでをあげたりおろしたりできるのがいい。
レインコートは下のみ履いた。片ひざとかついたとき、ズボンがよごれないようにだな。
それで、長靴も持参している。足を怪我しないようにだ。
「ふなばし三番瀬」は、東京湾の奥の方に位置し、水がなかなかばっちく、ガラス片とかもあるとふんでいたのだ。
実際は普通の砂浜で、みんなサンダルとかクロックスとか裸足で浜に入っていた。こんな重装備は俺と係の人だけだったぜ。
さて、開場30分前の14時には、みんなぼちぼち並び始めた。俺も加わる。
受けつけのおじいさんにチケットをもぎってもらって、いざ、入場!
●潮干狩り開始
俺は真っ先に、沖に向かった。陸地から近い部分は、すでに前日までに採り尽くされていると予想したからだ。
子どもがぽつねんといるような場所で、ほりほりを開始する。
砂は、砂泥に近く、ややほじくりにくい。
それでも、15分ほど掘り返していると、「がち」と手ごたえがする。
よっしゃ、一個目ゲット!
実はこれ、アサリじゃなくて「シオフキ」っていう、食用じゃない貝なんだけど、まあ、食べようと思えば食べられる。
とにかく、この調子でどんどん砂浜を発掘してゆく。
●干潟の生き物たち
今日行ってきた砂浜は東京ディズニーランドの隣の隣の造成地にあって、位置的には東京湾の奥だ。つまり海がとてもばっちいのだけど、それでもいろんな生き物がいる。
・ムシロガイの仲間
砂浜のどこを見てもいる巻貝。うごうご動き、落ちている海藻をむさぼりくっている。食べられればいいのだが、残念ながら食用にはならない。たまに高速で動くのは、なかにヤドカリが宿っている。
▲で、ヤドカリ。よく見るホンヤドカリとは違うタイプ。
・イソメとゴカイ
▲たぶんイソメ
釣りえさのアレ。砂浜をほじくるとだいたい出てくる。
・カニの仲間
カニの仲間はいろいろいる。これはたぶん、オサガニかチゴガニ。
・テッポウエビ
★材料(一人前)👇
アサリ:好きな量
パスタ:200g
バター:16g
トウガラシとにんにく:適量
イタリアンパセリ:適量
塩とコショウ:適当(塩はパスタゆがくときにいれる)
白ワイン:180㎖
0 件のコメント:
コメントを投稿