冒険を夢見る少年が、幼なじみと旅に出て、海を越え、ダンジョンを突破し、軍隊と立ち回る。
そんな王道のRPGである『グランディア』を、俺は、最後まで冒険をやりとげることができなかった。
壁にぶち当たったのだ。
ダンジョンとして壁がそびえていて、そこでプレイを放棄してしまったのだ。
あれから20年。
「おおお、switchで配信してるではないか!!」
昔越えられなかった壁を目指す旅を今、終えたので、旅のまとめと感想を少々。
★旅のまとめ(前半部)
船で新大陸へと渡り――
未来の嫁を助ける
軍につかまるも逃げ、
そしてついに、世界の果てとされる壁にたどり着くのだった・・・
★このゲームのおおざっぱな仕様
いったん、ゲームの仕様について説明する。
街中、ダンジョンは3D斜め上からの見下ろしタイプで、カメラワークが360°回転できる(一部例外あり)。キャラは2Dのアニメ絵。
戦闘はシンボルエンカウント式。
斜め上からの見下ろす形で、陣取り合戦に近い。
敵味方に位置に座標が設けられていて、移動や範囲攻撃にかかわってくる。
移動時、進路上に味方か敵がいると、うろうろして攻撃ができないことがあるぞ。
とはいっても、決定機キー連打の脳筋スタイルでも勝てないことはない。
FFのATBゲージを、敵味方で共有しているような戦闘システムで、基本的にプレイヤー側のほうが早い。通常攻撃にはコンボ(通常攻撃二回)とクリティカル(命中時敵の行動をキャンセル)があるから、完璧に先攻制圧ゲーとなる。
持てるアイテムの数に制限がある。ドラクエみたいに、各キャラそれぞれに持てるアイテム数が設定されているのだ。
個人的には、FFのコテージが99個持てる民族大移動スタイルに大変違和感を覚える性質だから、よいと思う。難易度が高いわけではないので、アイテムでゴリ押さないとやってられないわけでもなし。
(でも、アイテムのもてる数が12個じゃなくて15個でもよかったかもしれない。割とマメに荷物整理をしなければならないゆえ)
ボイスがついている。
戦闘中の掛け声と、あと重要なイベントシーン。
たまに、ぽっと出の敵キャラにボイスがついていることもあるが(チャン先生とか)、まあ、開発陣の趣味だろう。
★そして壁へ
無事に壁のふもとにとりついた。
ここまでのプレイ時間は12時間。レベルは12。
アプローチを開始する。
すっごい厳しいダンジョンと記憶していたのだが、そうでもない。
回復アイテムがあまり手に入らないものの、ひんぱんにキャンプ(全回復)ができる。
このセリフは見た覚えがあるから、このあたりで登攀をあきらめたのだろうな。
この壁はやたらHPを減らしてくるギミックがあって、アームでパンチしてくるもの(画像上)や、レーザーみたいな近未来的なものさえある。
意気の高いパーティにもあきらめの感情が見え始め、プレイヤーにもアイテム不足からいちまつの不安が出始めたその時・・・
陽ざしが見えた。
後編に続く
グランディアコレクション買ったのか、
返信削除1は名作と聞いてるからな、Switch版出た時に買おうとして買ってなかった。
去年の秋のセールで即買いした。
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