●行程
0940:元町港バス停より「三原山頂口」行きに乗る
↓バス移動。おおよそ50分
1005:三原山頂口着 アプローチ開始
表砂漠を右手に見つつ登山
1100:火口一周コースより、一周開始
1340:三原山山頂より出発。バス移動。
1600:元町もしくは岡田港から東京へ出港
1740:東京竹芝桟橋着
※ ※ ※
元町港から9時40分発のバスにのる。
目指すは終点、「三原山山頂口」だ。
バスはいったん岡田港方面を走り、すぐに右折して登山道路に入る。
おおよそ50分後、山頂口につく。
ここの標高は552メートル。
三原山の標高が758メートルなので、高低差はおおよそ200メートル。登山の中ではすげえラクな部類である。
まあ、昨日の脚の痛みがまだ残っているんだけどな!
はい、よーいスタート。
道中は火口まではアスファルトでがっつり整備されている。
風景は溶岩流跡と雑草が生えた黒と緑色で、高い樹はまったくない。
三原山は活火山である。
古来より山そのものが御神体としてあがめられ、しばしば噴火をおこしてその姿を変えた。
主な見どころさんは神社、表裏の「砂漠」、そして火口。
なお、登頂した動画がニコ動で二つほど上がっている(2020年7月現在)ので、山行の参考(激うまギャグ)にすればいいと思うぜよ。
▲火口一周ルートが始まる門のような目印。見えていないが、写真右下には神社がある。
▲神社
さて、その火口である。
ふちの上を歩いてぐるりと回れる。
約2.5キロ、約35分で一周できる。
途中からアスファルト舗装こそなくなるものの、道は整備されている。
適切な靴さえ履いてくれば、誰でも十分歩ける。
ただ問題がいくつか。
「日影がねえ・・・」
いかなるところを歩いても直射日光にさらされる。
しかも地面がホットプレートの原料に使われそうな石ばかりなので、照り返しもなかなかである。
「この日のために、服を涼しいのに新調してきたのに、こうかはいまひとつのようだ!」
ちなみに服装だが・・・
ユニクロのエアリズムシャツ、
ユニクロのエアリズムパンツ、
ユニクロのリネンの長そでシャツ、
ユニクロのハーフカーゴパンツ。
完璧なユニクロおじさんです。本当にありがとうございました。
一応言っておくと、ユニクロはコスパと普段使いを考えれば優秀な戦士である。
特にエアリズムは、なまじアウトレットで「富士山」とか書かれたシャツを買うよりかは、よっぽど仕事してくれるぞ。
ただ、スパッツと靴下は、足を着圧して疲労を軽減するそこそこの高級品を履いてきている。
▲(ミズノ)MIZUNO アウトドアウェア アーチハンモック ハイソックス着圧タイプ 73UF521[ユニセックス]
▲(モンベル)サポーテットライトタイツL
この二つで、ユニクロの総値段のほぼ倍である。
効果はなかなかで、明らかに疲労の回復が早い。
ほら、立ち止まっていると体力を回復するゲームで、回復ペースが早くなるアイテムみたいな感じ。
登山の服装に置いて、一番カネをかけなければならないのは靴と靴下である、まる。
というようなことを考えても、暑さはあんまりまぎれないのだが・・・
それで、肝心の火口だが・・・
「おおお、写真が伝わりにくい情景が目の前に!」
ここからいっぱいにマグマがあふれてふもとを駆け降りると考えると、地球のエネルギーを感じれるぞ。
ただ、残念なのは、火口の中心まで距離があって底が見えないところか・・・
なんで、高い展望台とか、中心ぎりぎりまで届く足場とかを、設けないのだろうか。
道中の風景を少々。
▲山の側面にあるこれも火口。1986年にできたB2火口。通称「割れ目火口」。
割れ目でさらに口って聞くと、女(以下下ネタにつき自粛)
ちなみにルートはこんな感じ。赤矢印が現在地、紫がルート。
三角形に移動しているように見えるけど、たんに地図アプリの特性だからな? 火口の真上とか歩いてないからな?
さて、一周すれば昼食である。
本当は火口を見ながら取りたかったのだが、暑すぎて山の影にある火山弾避けの掩体(正式名称は知らない)まで逃げてきたぜ。
▲朝に借りた鍋とコンロで温めたが、もはやかろうじて冷たくはないレベル
自衛隊のレーションのカレーをいただきました。
▲リンクは貼ったけど、実は割高。自衛隊の売店だと1000円で買える。
それで、1時40分には山頂口からの最終便にのって元町港へと戻り――
前日、宿で入浴券をもらっていた「御神火温泉」につかり…
前日と同じアイスを食べ――
▲時速80キロ。4時間前に先発したさるびあ丸を、横浜沖で追い抜く。
ジェットフォイルで無事東京まで帰還しましたとさ。
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