2019年5月18日土曜日

〈マーダーサーカスゾンビ〉遊戯王OCG—―古いカードの紹介


〈マーダーサーカス・ゾンビ〉は、個人的にがっかりしたカードだった。




バンダイ版より、はるかに攻撃力が劣っていたからだ。

むろん、ルールが違うので良し悪しは一概には言えないのだが、子どもには目劣りするし、事実、役不足だった。

攻撃力1350は、2軍デッキでさえ採用の余地はなかったし、守備力0を生かすカードも、当時は存在しなかった。

原作アニメでゴースト骨塚の手持ちとして登場したときが、生涯(死んでるけど)のハイライトだった。



とはいっても、実は一時期、このカードをストレージで探し回っていたことがあった。

OCGに20年ぶりに出戻ったとき、〈ラスキューラビット〉と〈おもちゃ箱〉を組み合わせたデッキを作ろうと思って、3枚目のこのカードが欲しかったのだ。

夏の日。回ること数軒。大阪日本橋の同人ショップ(なぜか遊戯王のストレージがあった)で、ようやく見つけたのを、よく覚えている。



もっとも、このモンスターから作れる「ランク2」エクシーズに決定打のあるものがなくて、結局そのまま自宅のストレージ送りになってしまったのだが。


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