岩手には岩手山という山がある。標高2037メートルだ。
車を止めると、五分でアブが交尾しにくる大自然あふれる地だ。
登山届を出し――
整備された山道を進む
第二火口跡からの風景
岩手山は、火山でもある
溶岩流の跡は、数百年たった今でも草が生えない
一時間ほど歩いたが、頂上はまだ。先は長い
今回のルートは「焼走りルート」
昔の火砕流の跡をたどるコースとなっている
岩手山名物コマクサ。民間療法の薬になる
歩き始めて2時間。頂上に全然近づかない
だいぶ登ってきた
赤とんぼがものすごい数いた
ゆるやかな上り坂を見下ろす。
この道、歩きやすいと見せかけた歩きにくい道で、土がさらさらで全然踏ん張れない
四時間かけて8合目に到着。ここから頂上までの800メートルがきつい
8合目にある無人の避難小屋
きつい800メートルの中間地点。火山湖が見える。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgPrlGj4DstFQ6A8hz4F5NfxubP3eCllotcpXULzp-0FWegpBJzFW92W8LjoiL81QMRZwyquTCbhgZaIMYTs2bopFxtmkjXrKkoRjVO7llSg_nX1e1a4Gp3EkYX7xpp0Tilh0bC3RqHcSY/s320/IMG_20190728_162942.jpg)
道中。携帯を顔の前に持ってきて水平に撮影。勾配がお分かりいただけるだろうか
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEivMcmFMt4EPK0Imjzt-9eIIE5TXgA3_FHIPaw6tNPbDeSOj6K-mGfd5rq9QAl3L2jf2ntrKixac9WGakuBVgQAju3sfcLB9m5qpKx2GMww4X-gjzJujAtGlcS0POiceZBvp6oZaCRsnwk/s320/IMG_20190728_162109.jpg)
山頂に近づくにつれ、急に曇ってきた
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgx6Gnv-ed70RMsUJDf5_yAWlkC9v2dphcTy7mM6YmgxkS30BsNkwtQfl-jMhaKUtZIuPU6xWWEpeTxU5oQtWswz2qHkBU1r4WaB1_eAhnUlFXdKPfS-C1Y8iYxSceHKOqxzKAfJcLAtfY/s320/IMG_20190728_162113.jpg)
岩手山は、三角形の頂上があるのではなく、くぼみのあるプリンのような形をしている。
写真はそのくぼみ
で、到着。
登り始めて6時間半かかった・・・
登頂した感想を言うなら、クッソしんどかった・・・
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgUKL88mTRHpbaEY009IqBptezpV0ILdnLilbxyJsr96rtcck19c7M5HHwINf7HhqYf3OJtHsnsoKHxRmlb_0XbBXf15EMA40Lc6-a3xRbNt7R1h4yiZleO3C9FO6es5xDIADUmocKI7UA/s320/IMG_20190728_174517.jpg)
登りやすい山かな? と見せかけて登りにくい道が多々ある。
特に頂上の手前にある600メートルがやっかいで、急傾斜とさらさらした地面に嫌気がさして40分ほどぼんやり火口を眺める羽目になった。
まあ、景色はかなりいい(山頂は曇っていたけど)。
登れる火山というのは、数が少ないので、自然地理や地質に興味がある人も楽しめるだろう。
東北なので、夏でも西日本に比べれば涼しく、標高の低い部分のアプローチは木々でおおわれて進みやすい。
登って良かったか否かと聞かれたら、良かったと答えられる。
標高はさすがに2000メートルあるので、往復で8時間以上かかる。暗い中をこけつまろびつ降りたくなければ、早起きして登ったほうがいい。
以上
自然あふれるな岩手。
返信削除そんな岩手だから、こんなふるさと納税がうまれるのかな。
https://mainichi.jp/articles/20190803/k00/00m/040/130000c.amp
うわなにこれ超欲しい。
返信削除なお、花巻市にはKTWっていう、高級モデルガンメーカーがある。
モデルガン専門店(おもちゃ屋がモデルガンを扱っているのではなく、ガチの専門店)、のショーケースで、10万円ぐらいするクッソ美しいボルトアクションライフルや軽機関銃を見たら、たぶんそれはKTW製。