2019年1月9日水曜日

初心者が作るアズールレーンデッキ(Z/X)


これまでさまざまなカードゲームの、いろいろなデッキを紹介してきたが、今日のデッキはそのいずれよりも、自信をもっておススメできる。

なぜなら、俺が考えたレシピじゃないから!

とゆうわけで今日は、ガチデッカーと作る、Z/Xの「アズールレーン」の、初心者向けデッキ。

※ ※ ※

ガチ勢「どうゆうデッキを組みたいですか?」
「とりあえず箱買いして、出た娘で組もうかなと思っています」

 
レシピの紹介の前に、今回のデッキ作成の方針。
 

1.予算は一万円(ボックス4箱分)
2.組むデッキは、出たカードで考える



1.は、ちょうど100枚のカードが手に入る計算だ。
 
ゼクスのメインデッキ枚数は50枚だが、50枚ちょうど買っても都合よくデッキが組めるわけがないので、その倍を買うようにしている。
 

 
それにしても、20年ほどTCGをしているが、カードをボックスで買うの初めてだぜ。いつもはシングルで買う人だからな! ←TCG会社の売り上げに貢献しない人
 
 
2.は、これといって艦娘にこだわりがなかったことと、あと、たった一万円分では都合よく組みたいデッキのカードが出るわけないのがわかっていたためだ。

それで、狙うはIGOBというカードだ。

これは遊戯王でゆうところの融合召喚モンスターで、攻めにも守りにも力強い。


 
で、彼女が出たのだった。イラストリアスだから、英国の空母だな。


俺「せっかくなので、俺は英国面に堕ちます」

ガチ勢「俺、アズールレーン詳しくないから」

アズールレーンネタではないのだが…



そんなこんなで、パックを4箱分むいて、イラストリアスが活かせる青色の「ロイヤル」のカードを選抜した。



ガチ勢「とりあえず、スタートカード(ポケカで、一番最初に出すたねポケモン的なカード)と――」
 
 

「ジャベリンっすね」

ガチ勢「イグニッションアイコンがついたカード20枚かき集めて」
 

ルールで、イグニッションカードは20枚入れなければならないと明記されているのだ。
 

青色のロイヤルで組む場合、




ヴァンパイア、オーロラ、シグニット、フォーチュン、ベルファスト

の5種である。

アズールレーンのカードプールは、まだ十分とは言えない。

ので、2019年1月現在、この5種が必須である。(同名カードはデッキに4枚まで)。


彼女らを集めないと、勝ち負け以前に参戦さえおぼつかないわけだ。

それで、次は「ヴォイドブリンガー」と「ライフリカバリー」効果を持ったカードを、4枚ずつ選ぶ。

「ヴォイドブリンガー」は、ダメージを受けてライフカードがめくられたとき、都合よくそのカードだったらライフから特殊召喚する効果。

「ライフリカバリー」は、ダメージを受けてめくられたとき、都合よくそのカードだったら、ライフを回復する効果だ。
 
この2つは、デッキに必ず入れなければならないわけではない。

ただ、無理に抜いても損しかしないので、素直に投入する。



ヴァンパイアとシグニットが、「ロイヤル」において該当するカードである。

ガチ勢「それであとは、適当にロイヤルのカード突っ込んで」
「適当?」
ガチ勢「選べるほどカードないでしょ」
 

しかし、いくらなんでも適当は気にいらん。

このゼクスというカードゲーム、非常に乱暴に言えば、MTGの召喚システムで3×3マスの陣取り合戦を行なう、というものだ。

リソース(マナ)を発生させて、ゼクス(クリーチャー)を登場させ、タップしてアタック…

つまり、召喚コストの重いカードは、たくさんは必要ない。

あと、魔法カードや罠カードに相当するものが、ほぼ見当たらない。

つまり、「強欲な天使の宝札黄泉転輪ホルアクティ」みたいなコンボとかはあまりせず、クリーチャーの効果を主体に、戦っていくのだな。
 
もっとも、同じカードがけっこうかぶって当たって、入れられるものに限りがあるのだが。
 

なんだよ、結局あるカードを適当に突っ込むしかないじゃないか!



デッキ 青単ロイヤル


(☆付きがイグニッション、■がライフリカバリー、▽がヴォイドブリンガー)



●メインデッキ

コスト2 4枚

☆▽ヴァンパイア×4
 

コスト3 24枚

ジャベリン×4 (スタートカード)
☆オーロラ×4
☆■シグニット×4
☆フォーチュン×4
☆ベルファスト×4
イラストリアス 誓いの指輪×4 (IGOB登場のイベントカード)
 

コスト4 5枚

エイジャックス×4
サフォーク×1
 

コスト5 9枚

イラストリアス×4
フッド×4
ユニコーン×1

 
コスト6 4枚

ウォースパイト×4

 

コスト7 4枚

クイーン・エリザベス×4
 
 
 
以上、メインデッキ50枚
 


デュナミス 9枚


綾波改×2(色が赤だが、「ウェイカー」の条件達成のため投入)
ジャベリン改×2
エイジャックス改×2
試作型ブリMkII&汎用型ブリ×3
 

オーバーブースト 3枚

愛と希望の暁星イラストリアス(上半身)×2
愛と希望の暁星イラストリアス(下半身)×1
 

プレイヤーカード

指揮官

 

●デッキの解説
 
なるべく多くの「ジャベリン」をチャージに送り、効果でのドローを狙う。



手札の枚数を維持して、ウォースパイトをノーコストで出したり、フッドの効果で3000ダメージを狙っていく。
 
 

▲ウェイカーの員数合わせのための綾波改

そして、コスト3のカードの多くが、上のような「ウェイカー」を、デュナミス(遊戯王で言うエクストラデッキ)から表側表示にする効果がある。

表になったカードの枚数によって効果を発揮する。

絶界(あらゆる効果の対象にならない)を得たり、逆に相手の絶界を失わせたりだな。


これらの効果も、活用していく。





実はウェイカーは、表側になると召喚できない。

だから、青のウェイカーである「ジャベリン改」を不用意に表側にしないための綾波改というわけだ。




なお、デッキの製作費は合計12980円ほどだ。

ボックス×4の10000円と…





この下半身が当たらなかったので、2980円の単品で買い求めた。

ゼクスはこの、IGOBの下部分が軒並み高い(ほぼ必須カードなのに・・・)

そりゃ、絶対領域が高いのはあたりまえだよなぁ。

とにかく、まちがいなく、自分の人生で最も高額なデッキである。

本当は5000円ぐらいで組めたらいいなぁ、と、最初はボックスを買い渋っていたのだが、ニッチ層をターゲットにするゼクスはその値段で組ませてはくれなかった。

はああ、これで来月は、カップ麺生活だ・・・(クレしんのまつざか先生並感)。

あ、一応言っておくと、実際にボックス4箱から組もうとすると、もうちょっとかかる。

なぜなら、出費を渋る新参者のために、周りの人がカードを恵んでくれたからだ。


カードは、もらった。


ふふふ、これぞまさに、みんなのパワーが合わさった元気玉デッキ。

ゼクスは初心者だが、カードゲーム自体は20年近くいろいろやっている。

さっそくデュエルに参加して、艦隊演習の的にしてやるぜ!

 
 

●対戦結果:1勝6敗


うん、まあ、負け越すのはわかっていたさ、しょせん初心者だしね。

一応言っておくと、俺と同じようにアズールレーンでゼクスを初めた初心者もいたのだが、とくにまごつくことなくカードを展開し、愛宕三隻にフルボッコにされた。

これからゼクスを始めようと思っている人、対戦相手も初心者と思ってあなどることなかれ。

その人は、デュエマ、MTG、そしてコンマイ語で鍛えられた歴戦のカードゲーマーである可能性があるからだ。

まあ、ゼクスみたいなマイナーなカードゲームをやろうという人は、その前になにかしらのTCGで遊んでいるだろうし、仕方ないね。

個人的な余談なのだが、その大会(正式にはゼクス交流会)で、勤め先の事務所の同僚と遭遇した。

しかも相手は主催者側の人間で・・・

いちおう同好の士、ができたと思われるが、残念ながら彼我の実力に差がありすぎてお友だちにはなれそうにないし、それに職場でおおっぴらに(萌え色の強い)ゼクスの話はできないし・・・

もう一つ追記。

からくも収めた一勝は、相手のデッキ切れで勝利した。

相手はデッキからどんどん墓地を肥やして効果を使っていくデッキだったのだが、なんかこっちが粘っているうちに勝った。

なんで勝ったのか今でもよくわかっていない。

それで、その試合のあとの会話をもって、この記事のオチとしたい。
 

相手「アズールレーンでどの子が好み?」
 
 

・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・
 
 

アズールレーン、やってない・・・



え? いいじゃん、アズールレーンやってなくてもアズールレーンでデッキ組んでも!

ティルピッツとかプリンツ・オイゲンとか、どうゆう姿してるかちゃんと知ってるよ! ← プラモデルで

とゆうわけで今日は、ゼクスの「アズールレーン」でデッキ組みましたよって話。

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