2018年7月8日日曜日

2018年度 第三級陸上特殊無線技士養成講座 テスト問題抜粋



 
2018年の初夏に関東で受けてきた「第三級陸上特殊無線技士養成講座」のテスト問題を抜粋して記したい。なお、テスト問題本体は回収されているので、うろ覚えでの記述であることを断わっておく。




 
※ ※ ※
 
テストの制限時間は一時間半で、「法規」と「工学」から10問ずつ出題される。4つの選択肢から正しい答えを記すタイプで、合格にはそれぞれの科目を6割正解する必要がある。
 
●「法規」

〔1〕次の記述は、電波法の目的について述べたものである。電波法の規定に照らし、□内に入れるべき正しい字句を次の番号から選べ。
 
 この法律は、電波の□な利用を確保する事によって、公共の福祉を増進する事を目的とする。
 
1 正常
2 有効かつ適正
3 有効かつ合理的
4 公平かつ能率的
 
答えは 4
 
 
 
〔2〕次の記述は、無線局の免許の有効期間について述べたものである。電波法の規定に照らし、□内に入れるべき正しい字句を次の番号から選べ。
 
 免許の有効期間は、免許の日から起算して□を越えない範囲内において総務省令で定める。ただし、再免許を妨げない。
 
1 5年
2 3年
3 2年
4 1年
 
答えは 1
 
 
 
〔3〕第三級陸上特殊無線技士の資格を有する者が、陸上の無線局の1215MHz以上の周波数の電波を使用する無線設備(レーダー及び人工衛星局の中継により無線通信を行なう無線局の多重無線設備を除く。)の外部の転換装置で電波の質に影響を及ぼさないものの技術操作を行うことができるのは、空中線電力何ワット以下のものか。正しいものを次の番号から選べ。
 
1 10ワット
2 25ワット
3 100ワット
4 250ワット
 
答えは 3
 
 
 
〔4〕無線局が電波を発射して行う無線電話の機器の試験中、しばしば確かめなければ鳴らないのはどれか。正しいものを次の番号から選べ。
 
1 「本日は晴天なり」の連続及び時局の呼び出し名称の送信が5秒間を越えていないかどうか
2 その電波の周波数の偏差が許容値を越えていないかどうか
3 他の無線局から停止の要求がないかどうか
4 空中線電力が許容値を越えていないかどうか
 
答えは 3
 
 
 
〔5〕次の記述は、定期検査について述べたものである。□内に入れるべき正しい字句を次の番号から選べ
 
 総務大臣は、□、あらかじめ通知する期日に、その職員を無線局(総務省令で定めるものを除く。)に派遣し、その無線設備等を検査させる。
 
1 毎年1回
2 3年毎に
3 総務省令で定める時期ごとに
4 免許人の希望する時期ごとに

答えは 3
 
 
 
●「工学」
 
〔1〕電波が伝わる速度は、次のうちどれか。
 
1 1×10の8乗〔m/s〕
2 2×10の8乗〔m/s〕
3 3×10の8乗〔m/s〕
4 4×10の8乗〔m/s〕
 
答えは 3
 
 
 
〔2〕送受信が同時に出来る通信方式は次のうちどれか。
 
1 単信方式
2 複信方式
3 同報通信方式
 
答えは 2
 
 
 
〔3〕FM(周波数変調)の特徴のうち、正しいものはどれか?
 
1 雑音に弱い
2 音質が良い
3 占有周波数帯が狭い
4 電力増幅器を効率よく使用できない
 
答えは 2
 
 
 
〔4〕FM無線電波送受信装置の中で、受信した高周波信号を中間周波数に変換する機能は次のうちどれか。
 
1 PIT
2 スケルチ
3 ミクサ
4 IF増幅器
 
答えは 3
 
 
 
〔5〕指向性アンテナのビーム幅の説明で、正しいものを次のうちどれか。
 
1 最大放射方向の最大電磁Pの1/2となる2点で挟まれる角度β
2 最大放射方向の最大電力Pの1/2となる2点で挟まれる角度β
3 最大放射方向の最大電磁Pの1/4となる2点で挟まれる角度β
4 最大放射方向の最大電力Pの1/4となる2点で挟まれる角度β
 
答えは 2
 
 
 
※ ※ ※
 
いちおう、テストには1時間半の時間が与えられているが、ぶっちゃけ15分でできる。とゆうか、俺は15分でできた。そして満点だった(目の前で講師が採点したのが見えたため)。
 
ようは、講習の内容をしっかり覚えれば合格できますよって内容だ。
 
 
 
なお、免許の申請には以下のものが必要。
 
・自分の写真30×24が三枚
・収入印紙1750円分
・住民票の原本もしくは他の無線従事者免許証のコピー
 

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